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[CL]バイエルンがユベントスに完勝、2連勝で2季連続の4強決める

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 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は10日、準々決勝第2戦を行った。第1戦を2-0で勝利で勝利したバイエルン(ドイツ)が、ユベントス(イタリア)のホームで行われた第2戦も2-0で勝利し、2戦合計4-0で2季連続の準決勝進出を決めた。準決勝の抽選会は12日に行われる。

 2日に行われた第1戦はバイエルンの2-0の完勝に終わった。6日のリーグ・フランクフルト戦でも1-0で勝利し、3季ぶり23度目のリーグ優勝を史上最速Vで決めた。セリエAで首位を快走するユベントスも意地を見せたいところだったが、この試合でもバイエルンは全く隙を見せることはなかった。

 勝ち上がるためには最低でも2点が必要なユベントスは、開始から攻勢を強めるしかなかった。しかしバイエルンの守備網を破ることができない。前半最大のチャンスとなった23分に得たゴール前、ペナルティーアーク内からのFKのチャンス。MFアンドレア・ピルロが強烈シュートで直接狙うが、GKマヌエル・ノイアーが驚異的な反応を見せて弾き出し、ゴールラインを割ることはなかった。

 バイエルンは前半35分にDFダニエル・ファン・ブイテンが接触プレーで目を負傷し、交代を余儀なくされるアクシデントに見舞われたが、以降も落ち着いた試合運びをみせた。

 そんな展開が続いたが、ついに後半、均衡が破れる。19分、バイエルンは右サイドからのFKを獲得。MFバスティアン・シュバインシュタイガーがゴール前に入れると、逆サイドの飛び込んだMFハビ・マルティネスが右足を精一杯伸ばしてボールに触れる。このシュートはGKジャンルイジ・ブッフォンの正面を突くが、跳ね返りをFWマリオ・マンジュキッチが頭で押し込み、ダメ押しとも言える先制点を突き刺した。

 もう後のないユベントスはFWアレッサンドロ・マトリやMFマウリシオ・イスラら攻撃的なカードを次々と切り、最後の抵抗に出る。しかし、最後までバイエルンの牙城を崩し切るまでには至らず。後半ロスタイムにもFWクラウディオ・ピサロにゴールを許したユベントス。ホームでのリベンジマッチにも完敗し、準々決勝で姿を消すことになった。


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