beacon

[総体]鹿島内定のU-17代表・杉本がPK失敗も…帝京大可児は初戦突破

このエントリーをはてなブックマークに追加

平成25年度全国高校総体
「2013 未来をつなぐ 北部九州総体」サッカー競技(福岡)

[8.1 全国高校総体1回戦 帝京大可児 3-3(PK5-4)松商学園 白水大池公園多目的広場]

 平成25年度全国高校総体「2013 未来をつなぐ 北部九州総体」サッカー競技が1日、開幕し、各地で1回戦を行った。帝京大可児(岐阜)は松商学園(長野)と対戦。3-3のまま、前後半70分間で決着が付かず、PK戦の末、PK5-4で帝京大可児が競り勝った。明日2日の2回戦では1回戦シードの阪南大高(大阪)と対戦する。

 シュート数は松商学園の13本に対し、帝京大可児は7本。苦しんだ試合をPK戦の末、モノにした。

 松商学園は前半4分にFW高橋隼人(3年)のゴールで先制すると、同13分にもMF赤羽舜(3年)のクロスから高橋がヘディングで追加点を決め、2点をリードした。

 劣勢の展開の中、迎えた前半31分、帝京大可児は鹿島アントラーズ加入内定のU-17日本代表MF杉本太郎(3年)が反撃の狼煙をあげる追撃弾。1-2と1点差に追い上げて前半を折り返すと、後半6分にDF岸本英陣(3年)からの浮き球のラストパスにMF熊谷翔太朗(3年)が右足で同点ゴールを決め、同12分にはMF藤田章太郎(2年)のゴールで3-2と逆転に成功した。

 粘る松商学園も後半27分にDF松木駿青(3年)のゴールで3-3の同点に追いつき、試合はPK戦に突入。後攻の松商学園は4人目のFW中野佑哉が失敗し、帝京大可児は先攻5人目の杉本が決めれば勝ちだったが、痛恨の失敗で、サドンデスへ。それでも帝京大可児は6人目の熊谷が落ち着いて決めたのに対し、松商学園はMF松下敬一が失敗し、PK5-4で帝京大可児が激闘を制した。

(写真協力『高校サッカー年鑑』)


▼関連リンク
【特設ページ】高校総体2013

TOP