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鹿島FWドゥトラ、得点量産の要因として連係強化を強調

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[10.13 ナ杯準決勝第2戦 柏2-2鹿島 柏]

 鹿島アントラーズは前半12分にFW大迫勇也のスルーパスを受けたFWドゥトラのゴールで先制すると、今度は同24分にドゥトラのパスを受けた大迫が2点目を奪った。

 6日のF東京戦では自身プロ初となるハットトリックを達成したドゥトラ。この試合でも好調さを見せつけた助っ人アタッカーは好調の要因を冷静に捉えている。

「今やっているポジションはブラジルに居る時にやっていたポジション。とても慣れ親しんだところでやれていることが、コンスタントに点が取れている要因ではないかなと思います」。充実度とともに、表情からは自信が満ち溢れていた。

 さらに今年3月に京都から加入したドゥトラは、得点量産の要因はコンビを組むプレーヤーとの連係が取れてきたことに起因すると強調する。

「最近は大迫選手もそうだが、ほかの遠藤選手、レナト選手の4人の連係が良くなっているのではないかなと思います。やはり大迫選手に関していえば、私のプレースタイルにとても合うと思う。なぜかと言うと彼はボールをキープ出来ますし、なおかつ叩けるので、連係が時間が経つごとに良くなっていると思います。4人の絡みがうまく機能していると思います」

 京都時代の昨季、天皇杯準優勝を経験しているが、目標はやはり国内3大タイトルの奪取だ。「決勝戦は特別な試合になると思う。決勝戦に向けていい準備をして、取り組んでいきたい」。成長を続ける24歳のブラジル人にはもう頂点しか見えていない。

(取材・文 児玉幸洋)


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