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1失点に泣いたG大阪、プロ初先発の19歳内田「やられたのはあまりなかった」

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[5.24 ACL決勝トーナメント1回戦 G大阪0-1C大阪 万博]

 プロ初先発の舞台はほろ苦かった。ガンバ大阪のDF内田達也は奮闘及ばず、1失点に泣いた。負傷したDF山口智に代わり、ACLラウンド16という大舞台でプロ公式戦初先発。G大阪ユースから昇格した2年目の19歳は「やられたっていうのはあまりなかったけど……」と、最少失点での敗戦を悔やんだ。

「緊張はしていたけど、いい緊張感でやれていた。いい感じで試合に入って、前半をゼロに抑えたことが自信になって後半に入れた」。徐々に落ち着きを取り戻し、C大阪の攻撃を跳ね返す。「守備から入って、ある程度できて。気持ちに少し余裕ができて、そこからは周りも見えるようになった」。長身のFW小松塁を投入してきたC大阪に押し込まれる劣勢の展開にも粘り強く耐えた。しかし、後半43分、角度のない位置からシュートを決められ、0-1で敗れた。

「セレッソ相手に、ある程度自分の中でやれたことは自信になった。ただ、相手に最後、押し込まれている時間帯に押し返す力が足りなかった。またチャンスがあれば、積極的にもっとやっていきたい」。敗戦の中で手にした収穫と課題を無駄にするわけにはいかない。

[写真]プロ初先発の内田(30番)

(取材・文 西山紘平)

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