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浦和が大宮を下し、公式戦5戦ぶりの白星飾る!!原口が五輪予選へ弾みの一発

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[9.14 ナビスコ杯2回戦第1戦 浦和2-0大宮 埼玉]

 浦和レッズ大宮アルディージャに2-0で勝利し、公式戦5試合ぶりの勝利を挙げた。白星から見放され、11日に行われた山形戦後(0-1)には柱谷幸一GM(強化本部長)を解任する荒療治に出ていた浦和が待望の白星を獲得した。ホームでの勝利は7月23日の甲府戦(2-0)以来、実に公式戦9試合ぶりのこととなった。

 試合が動いたのは後半だった。後半7分、MF山田直輝のスルーパスに抜け出したFWエスクデロ・セルヒオがPA内でDF杉山新に倒されてPKを獲得。これをFWマルシオ・リシャルデスが右足で決めて先制した。

 後半20分にはFW原口元気が公式戦3試合ぶりのゴールで試合を決定付ける。後方からのパスを冷静にトラップ。PA内へ抜け出すとGKの脇の下を抜く鮮やかな右足シュートを決めた。あす15日からは、ロンドン五輪アジア最終予選を戦うU-22日本代表合宿に参加する原口が弾みの一発を決めた。2点のリードを奪うと、守備陣も奮闘をみせる。最後までゴールを守りきり、2-0で試合は終了した。

 試合後のテレビインタビューで原口は「なかなか勝てずに色々なことが起きてしまった。でも選手は努力してやるだけ、戦うしかない。戦術どうこうではなくて、きょうの試合では戦うということを選手たちが出せたんじゃないかと思う」とキッパリ話し、あすから始まるU-22代表合宿へ向けては「Jリーグに出られないのは残念ですが、オリンピックの方で結果を出していきたい」と力を込めた。


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