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[MOM181]神奈川大FW村岡拓哉(4年)_高さと速さ備えたエースが慶大沈めるV弾

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[大学サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[4.14 関東大学1部L第2節 慶應義塾大1-2神奈川大 西が丘]

 ヒーローは「うれしかった」「勝って良かった」と喜びの弁を繰り返した。神奈川大のFW村岡拓哉(4年=日本大学高)は1-1の後半4分、SB長野祐太(2年=川崎F U-18)の右クロスを頭で合わせて決勝ゴール。「クロスは練習している。星が前で潰れてくれて。相手の前に入ることができた」。ニアサイドで潰れ役となったMF星広太(2年=横浜FMユース)の後方からゴール前へ飛び込むと185cmの長身を活かした豪快なヘッドで決勝弾を叩き込んだ。

 長身に加えて本人も自信を持っているスピードが武器。「点を取る。FWの仕事としても、チームの勝利のためにも点を取りたい。スピードがあるので裏へ抜けるところやスピードに乗ったプレーを見てもらいたい」と口にするFWは、この日も背後への飛び出しや力強いドリブルで存在感を放った。

 昨年は特別指定選手として湘南ベルマーレに帯同。スピードに手ごたえを得た一方、止める、蹴るといった技術面や判断の速さについてはより意識するようになった。「もっと力強く、もっと負けないようにと言われた」こと忘れず、今年1年で成長して「プロは目標」という夢を実現する。

(取材・文 吉田太郎)
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