23日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝のウム・サラル(カタール)対FCソウル(韓国)の第1戦が行われ、ホームのウム・サラルが3-2で逆転勝利を収めた。

　ウム・サラルの前線には元Jリーガーのダヴィ&マグノ・アウベス。
　しかし試合はアウェーのFCソウルが先制する。開始早々3分に右FKからボールを受けたニアのチョン・ジョグッが放ったシュートが決まってFCソウルが先制。
　ウム・サラルは12分にはダヴィがFCソウルDFからボールを奪いシュートを放つが、GKキム・ホジュンの手をかすめたボールはゴールギリギリ左端にそれてゴールならず。37分にはジャワド・アキールが地をはうミドルシュートを打ったが、これもGKが横っ飛びでセーブ。

　徐々にFCソウルゴールに迫るウム・サラルだったが前半ロスタイム、逆にFCソウルが間隙を縫ってチョン・ジョグッが追加点を決めて、前半を2-0で折り返す。

　2点を追うウム・サラルは55分、ハーフウェーライン付近でオフサイドライン裏に飛び出したマグノ・アウベスが、左サイドを独走。最後は自らPAに進入し、GKを見極めてシュートを決めて1点差に追いつく。
　84分にはPA内でDFに囲まれながらファビオ・セザールが左足シュートを決めて2-2の同点に。さらに直後の85分には縦パスに抜け出したマグノの右足シュートが決まって、ついにウム・サラルが逆転。試合はこのまま終了。
　かつてJリーグ、ACLで得点王にも輝いたマグノの2発で、3-2としたウム・サラルがホームでの第一戦をモノにした。

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