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SAMURAI密着日記

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岡田杯、優勝はチーム本田!

[6月26日22時@ジョージ]

 6月6日から約3週間にわたってベースキャンプを張っていたジョージに、別れを告げる日がやってきました。決勝トーナメントに進出した日本代表が、27日から次の試合会場のある首都プレトリアにベースを移すことになったのです。

 26日はアウテニキア競技場での最後の練習がありました。この日のメニューは、選手の疲労を考慮して、遊びの要素の多いフットバレー。4人×7チームが総当たりで試合を行いました。

 このところ緊張感の高い毎日が続いていただけに選手たちは笑顔満開。あちこちで歓声が上がっていました。試合終了後には上位チームの発表が行われ、“大会主催者”である岡田監督から金一封らしき封筒が手渡されていました

 1位は本田圭佑、長友佑都、岡崎慎司、矢野貴章のイケイケ組。2位は中村俊輔、中澤佑二、川口能活、楢崎正剛の臥薪嘗胆組。3位には、大久保嘉人、長谷部誠、今野泰幸、川島永嗣の中核組が入りました。

 メンバー構成を見て既に気づいた方もいると思いますが、組分けはほぼ年齢別でした。全員がピッタリはまっているわけではないのですが、1位の本田らのチームは北京五輪組。2位の俊輔たちはシドニー五輪組。3位の大久保たちはアテネ五輪組です。また、ここに書き切れなかった組分けも、みんな年齢別でした。

 毎日の食事のテーブルやコテージの部屋割りは、やはり年齢の近い選手同士が一緒になっていることが多いようです。同じ記憶や思いを共有してきた仲間。今回の南アでは、さらに深いものを共有しているのだと思います。
(文・矢内由美子)

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