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蹴れるって素晴らしい by DJ KOHNO フロム ケツメイシ

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アジア杯優勝
by DJ KOHNO フロム ケツメイシ

アジアカップ2011を優勝で締めくくれて本当に良かった。
これでコンフェデにも行けるし、招待されたコパアメリカにもアジアチャンピオンとして胸を張って参加出来ます。

以前、僕は『コンフェデに行く為』にも、絶対にアジアカップは取って欲しいと考えていましたし、そう書いて来ました。

しかし今大会が進むにつれ、先の事よりもまず今の一勝をという気持ちがドンドン強くなり、アジアカップ予選免除などのご褒美の事などすっかり忘れて没頭してしまった。どこかで監督変わったばかりだし、まあ本番じゃないしな、という気持ちを自分が持ってしまっていたのでしょう、大間違いでしたスイマセン。

今大会はW杯後の、香川選手の恐ろしい程の活躍や、他の海外組の選手もしっかり各クラブで主力な事、Jリーグ、年末のテレビ番組で、2010を振り返るニュースにW杯が必ず取り上げられた事等、色んな要素がサポーター以外の人達からサッカーを忘れさせなかったと思う。
だからこそ夜の12時キックオフの試合なのに視聴率が30パーセントを超えたのでしょう。
そこに最高の結果で応えた日本代表には、本当に心からありがとうと言いたいです。
(超個人的な意見ですが、オーストラリアがやってきたようなサッカーは、サッカーファンとして全く好きじゃない、という点もあり『こんなサッカーに負けないでくれー』と決勝の応援はより熱が入ってしまいました)

サッカーのナショナルチームにおいて、最高の舞台は言うまでもなくW杯。その次に来るのはコンフェデではなく、各大陸チャンピオンを決める大会なんだなと改めて思い知らされたような今大会でした(ユーロも凄い熱いですもんね)。となると問題点はやはり日程があげられるでしょう。ザック監督もだいぶ準備にてこずったようですし、アジアカップのある年は変則日程を組む位の事をしてもいいんじゃないかと思いますがどうでしょう。

今大会の盛り上がりは、先に書いたような偶然的要素も確実にからんでいるのは明白。だとしたら次にどのような体制を組んで行けるかが協会の重要な仕事になっていくと思います。

最後になりますが長友選手頑張れ! まさか日本人があのインテルに入れるなんて、、、。
皮肉な事に移籍決定ニュースもワイドショーなんかでは、野球界でまだプロとして始動したばかりの選手の方が(逆に可哀相になってくる)騒がれていましたが、、、。
しかしプロですので試合で活躍してナンボ。不動のポジションを勝ち取ってください。逆に変に騒がれすぎなくて良かったかもしれませんね。入る事も勿論凄い事だけど、入ってから何をするかの方がはるかに大事ですから。
今冬も様々な選手が海外挑戦して行きましたが、皆さんの活躍を信じて応援しております。

※本コラムは隔週金曜更新予定です。感想はこちらまでお寄せください。

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