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山梨学院日記~王者奪還~ by 白崎凌兵

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進路
by 白崎凌兵

 久々のコラムになってしまいました。
 
 5月下旬からFC東京、柏レイソル、浦和レッズ、横浜F・マリノスの練習に参加させてもらいました。これで清水エスパルスとヴァンフォーレ甲府と合わせて6チームの練習に参加させてもらいました。今回はこのことについて書かせてもらいたいと思います。

 どのクラブもみんな上手い、という印象でした。でも自分の得意なプレーに関しては、どこへ行っても通用していたと思います。課題は身体をつくることとプロのスピードに慣れること。プロのスピードは独特でプレースピードが高校とは全然違います。「みんなそこで戸惑う」と聞いていましたけど、自分もその点がまだまだでした。

 練習参加前から結構スポーツ新聞とかで「高校ナンバー1 MF」とか紹介してもらって、ヘタなプレーはできないなと。評価に恥じないプレーをしないといけないな、とはずっと考えていました。でも自分のやりたいセカンドトップでプレーをさせてもらって、ゴールを取りつつアシストもするという自分の持ち味は出せていたんじゃないかと思います。
 
 進路はまだ決めていません。今回の練習参加では食事につれていってもらったりそれぞれのクラブに本当によくしてもらいました。中学時代にお世話になったF東京では、怖いかなと思っていた梶山さんがいい人で石川直さんにもよくしてもらったり、マリノスでは中澤さんに優しくしてもらったり、どのクラブにもいい部分がありました。中にはやりづらいかな、という雰囲気のクラブもありましたけど。最終的に進路は一番自分が伸びそうなところだったり、サッカーに打ち込みやすそうな環境だったりで判断したいです。チームメートや街の雰囲気も重要だし、スタッフが自分をどう評価してくれているかも大事。取り合えずインターハイが終わってから真剣に考えるつもりです。

 ユース世代ではサンガの久保とかいい結果を残しています。ボクは高校チームの中では一番と思ってやっているけど、世代ナンバー1と言われるくらいやらないといけない。
 久保の活躍は刺激ですけど自分が劣っているとは全く思いません。自分もプロでやればできるという自信はあります。負けないようにプロ1年目から活躍すること。そのために今年1年間でどれだけのことを積み重ねられるか、ということも自分の課題だと思っています。

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