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山梨学院日記~王者奪還~ by 白崎凌兵

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注目される中で実力を出してこそ「本物」
by 白崎凌兵

 組み合わせ抽選会で初戦の対戦相手が市立西宮高校に決まりました。どんなサッカーをするのか全く分からない相手ですけれど、頭がいい学校というイメージ。滝二が負けたのはボク自身とてもビックリしましたし、しっかり準備して戦いたいと思います。

 選手権では得点にこだわりたいです。やっぱり点を取った選手が一番評価される。だから結果では大迫クン(08年度、鹿児島城西。現鹿島)を越えたいです。ボクはまだ中学生でしたけれど、あれは『ヤバイ』と思った。無理と思われるかもしれないですけれど、そういう評価をしている人たちを見返してやりたいですね。

 高校ナンバー1と言われるプレッシャーはあります。抽選会でもすごく多くのメディアの方に囲まれて注目されているんだと実感しました。だけどそういう中で実力を出してこそ本物。チームとしても山梨学院は本当に強いのかとどうか見られている。でも自分のプレーさえ出すことができれば、期待以下で終わることはないと思います。

 1年のとき、山梨学院が優勝したのは本当にビックリしました。あまりでかい声では言えないですけど、そこまで強いとは思っていなかった。初戦の野洲にビビッてしまっていた空気があったし、会場へ向かうバスでキャプテンから応援団長に「応援で圧倒してくれ」と連絡が入ったほど。でも初戦で勝って、その後も守備が堅くて本当にバランスのいいサッカーをして優勝した。自分たちはあの代より力があると思っている。プレッシャーに負けないでいつも通りのプレーをすること。そうすれば必ず結果を出すことができると思います。

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