beacon

阪南大サッカー部「須和部ノート」

このエントリーをはてなブックマークに追加

KEISUKE HONDA

 少し前、いやかなり前の話になってしまいましたが、12月18日に日本代表の本田佳祐選手が小学校3年生から6年生を対象とした「SOLTILO of HONDA Suppo rted by AQUARIUS」というサッカー教室をキンチョウスタジアムで行い、私は補助員として参加しました。

 金髪にサングラス、ディープグリーンのスーツと凄まじいオーラを身にまとった本田選手が会場入りするため車から降りて来たとき、小学生のとき地元のジュビロの選手を初めて生で見て「スッゲー!!」と叫んでいた時の気持ちを思い出しました。

 練習後、小学生から本田選手に質問タイムが設けられていたのですが、その回答はすべて本気(ガチ)のものでした。大人とか子どもとか。上手いとか下手くそとか。そういったことはピッチ上では関係なくて、サッカーに対して正面から向き合っている“仲間”には、当然のごとく同じように向き合っているのではないかと感じました。

 そこに私は本田選手の人間としての大きさ、偉大さを感じました。

「サッカーでうまくいかなかったときにはどうしたらいいですか?」
「サッカーって基本的に今の僕もそうなんですけど、うまくいかないことの方が多いです。そのたびにムカつくし、落ち込むし。でもうまくいったときの喜びを知っているから、また明日に向けて言い準備をしようと。それがモチベーションになるんです。だから、どんなにうまくいかなくても、落ち込んでも、ずっと引きずることはありません。すぐに切り替えて、次の勝利、次の目標に向けて頑張ろうと思います」

TOP