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スペインで戦うフットサル選手・荒牧太郎の挑戦 by 荒牧太郎

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新年の迎え方
by 荒牧太郎

 新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。2013年がスタートして、すでに11日が過ぎました。今夜、ホームで試合があって、2012-2013年シーズンの後半戦がスタートします。

 リーグ前半戦は非常に不本意な結果になってしまいましたが、まだ半分残っているということで反省し、修正すべき部分は修正し、いかに気持ちをリフレッシュして臨めるかが大事だと考えていました。

 そういう意味で、クラブからクリスマス休暇として日本に帰る時間を与えてもらえたのは非常に大きかったです。とはいえ、シーズン中であることに変わりはないので、完全に気持ちを切らないようにバランスに気を付けながらも、気持ちをリフレッシュすることができたと思います。

 日本に着いたのが12月24日の朝。そして日本を発ったのが1月1日の早朝です。1週間、日本にいられたわけですが、そこで意識していたのはスペインではできないことをすること。当たり前のことですが、スペインは自分にとっては外国で、最も心が休まるのはやはり日本です。

 最も楽しみにしていたのはやはり日本食。ヨーロッパでも国や地域によっては質の高い日本料理屋があったりもしますが、僕のいる地域には残念ながらありません。日本では高級料理ではなくても、美味しい白米が食べられますし、好きなものを中心にお腹いっぱい食べました。

 さらに日本にいる家族や仲間との時間は本当にリラックスできる時間ですし、パワーが注入されるような感覚です。家族との時間はただそれだけで心からリラックスできる本当に貴重な時間です。仲間との時間ではお互いの近況報告や普段の生活の中で感じていることなどを話すだけで、もっと自分も成長したい、もっといろんなことを学びたいと感じられる刺激的な時間になります。

 ただ、あくまでもシーズン中ということで、自分のコンディションに関しても忘れるわけにはいきません。お世話になっているウイダーのトレーニングラボに行き、様々な測定を行って、リーグ前半戦のコンディショニングやトレーニング、食事などに関して振り返り、今後の方針なども話しあって来ました。

 さらに蹴り納めやチームの練習などにお邪魔をし、ボールを蹴る機会も何回か作ることが出来ました。本当にボールを蹴ることが大好きなので、誘われた蹴り納めなど全てに参加していたら、それはそれで疲れてしまっていたと思うので、上手く調整して過ごしていました。

 日本を2013年の初日の出と共に発った訳ですが、スペインでは1月2日から練習が始まりました。移動の疲れはもちろんありましたが、この1週間のオフのおかげで、心がリフレッシュされて、良いメンタリティーで練習にも臨めています。とはいえ、自分のやらなければならないことは2012年と変わりはありませんし、これからシーズン終了まで1試合でも多く勝てるように日々の練習から全力で取り組んで行こうと思います。

 2013年も変わらぬ応援よろしくお願いします。もう少しコラムの更新頻度も上げて行けるように頑張ります!

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