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　クラブ・ドラゴンズ柏は、千葉県柏市にある流通経済大学柏高等学校のサッカー場で練習を行ってるジュニアユースチーム。流通経済大柏高サッカー部の本田裕一郎監督が総監督を務めている千葉県の注目のクラブだ。

　高校サッカー名門校の監督がジュニアユースの選手たちに伝えたいこととは? 本田総監督に聞いた。「私はジュニアユースに直接口出しはしませんけど、ジュニアユースの選手たちは高校生の試合は見に来ているので、そういう時に『(自分と)ちょっと違うな』というのを感じて欲しいです。今ではジュニアユースもレベルが上がり、クラブ・ドラゴンズからAチーム(流通経済大柏高)に上がり活躍している選手はたくさんいます。高校の選手たちにも言っていることですが『グラウンドに入ったら豹変しろ!』。もっと積極的にやることをジュニア、ジュニアユースから身につけなきゃいけないと思います」。常に名門校の練習から試合までを目の前で見て、その刺激が新しい発見となり自分たちのモノへと成長している。

　今回はチームの攻撃の要として活躍する中学一年生プレーヤーをピックアップ!

PICK UP選手
　小林恭太くん(13)。ポジションはボランチ。「1対1で負けなければ、攻めることも守ることも出来るので、1対1を強くしていきたいです」と力を入れているトレーニングについて話す小林くん。2年生のチームで練習を行っている期待の中学1年生だ。

どんな選手⁉
　現役時代(1979年〜1989年)は読売クラブ(現東京ヴェルディ)でサッカー選手として活躍していた大友正人コーチに小林くんについて話を聞いた。「攻撃の選手です。シュートも決めるし、積極的に1対1にも挑んでいく強さがあります。2年生になっても、持っている良いところを伸ばしていってほしいです」と、彼の積極性を高く評価している。

　クラブ・ドラゴンズが所属する高円宮杯U-15サッカーリーグ2017千葉1部リーグが始まり、「県リーグで1位になって次のステップに行きたいです。全国優勝出来るような強くて、団結力が高いチームにしていきたいです!」と意気込みを話す。今年のチームの団結力に注目したい!

気になる質問‼
――好きな選手を教えてください。
「バルセロナのイニエスタ選手です。相手DFの裏に出すボールが鋭くて、崩したり、奪われることなく強いパスが出せるところがすごいなと思います」

――将来の夢を教えてください!
「高校サッカーで活躍して、Jリーグに行きたいです。将来的には海外で活躍できるようなサッカー選手になりたいです!」

――サッカーのために家で気をつけていることはありますか?
「怪我をしないように親にマッサージをしてもらったり、ストレッチをしています。もっと身体を柔らかくしていきたいです」

――これからも頑張ってください!
「試合で勝てるように頑張ります!」

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◆著者プロフィール◆長谷川望(はせがわ・のぞみ)
1987年生まれ。福島県出身。リオ五輪で4連覇を成し遂げた女子レスリング伊調馨を取材。2020年東京五輪を見据え、サッカーを中心にスポーツの育成年代を精力的に取材している。フジテレビ『とくダネ!』、2016年『林先生のあのアスリートを一流にした劇的スイッチ』他多数出演。
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