beacon
TOP > コラム > ヤング魂 > 記事詳細

ヤング魂 by 長谷川望

このエントリーをはてなブックマークに追加

[第106回]MF小西慶太郎(坂戸ディプロマッツU-15)「全国の経験を糧に次のステップへ」
by 長谷川望

 埼玉県日高市で活動を行っている坂戸ディプロマッツU-15は、第32回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会に出場した同県を代表するチームだ。クラブ初の全国大会出場を果たし、大きく成長した年となった。強さを引き出したその秘訣とは…⁈

 小林翼監督に指導方針を聞いた。「3学年で共通しているのは、教えすぎないことです。事細かく言うよりは、選手の考えやアイディアに委ねています。敢えてチームとして『こうしよう』というのは作らないようにしているので、チームカラーをつけるとしたら透明や白だと思います。相手を観察して、自分たちはどうするかを話し合うことが出来るのがチームの強みです」。中学3年間で身につけた「対応力」が、チームを全国へと導いたポイントとなっている。

 今回は、チームをまとめる中学3年生をピックアップ!

PICK UP選手
 小西慶太郎くん(15)。ポジションはミッドフィルダー。「チームのバランスをとる事を常に心掛けています。声が出ていないときは、自分が声を出すようにしています」と責任感の強い頼れるキャプテンだ。

 もちろん自分自身のスキルアップも惜しまない。「ミドルシュートを打つことが課題だと思っているので、自主練しています。外からでもゴールを決められるこわい選手になりたいです」。右足から放たれる強いシュートはチームを勝利に導く!

どんな選手⁉
 小林監督は「足元の技術高く、キャプテンとして周りをよく見て、どうしたら勝てるかを考えてくれています。チームがうまく機能するように、嫌な仕事も率先して出来る選手です。チームに欠かせない存在となっています」と、小西くんのキャプテンプシーを高く評価している。

 クラブ初の全国大会として出場した夏のクラブユース選手権大会を振り返ってもらった。「負けてしまったチームが同じ埼玉のチームだったので、とても悔しかったです。でもこの経験を忘れないで、次に活かせるようにしていきたいです」。クラブ初という快挙を成し遂げた小西くん率いる坂戸ディプロマッツU-15。この経験を糧にますます成長していくに違いない。

気になる質問‼
――好きな選手を教えてください。
「柴崎岳選手(ヘタフェ)です。ボールがきたときに冷静な判断で対応できるところと足元の技術も上手いところが好きです」

――将来の夢を教えてください!
「プロになって長谷部誠選手(フランクフルト)のようなチームをまとめられるキャプテンになりたいです!」

――これからも頑張ってください!
「高校でサッカー部に入るので、そこで全国に出られるように頑張りたいです! 冬休みも高校に向けてサッカーの練習に力を入れていきたいです」

◆著者プロフィール◆長谷川望(はせがわ・のぞみ)
1987年生まれ。福島県出身。リオ五輪で4連覇を成し遂げた女子レスリング伊調馨を取材。2020年東京五輪を見据え、サッカーを中心にスポーツの育成年代を精力的に取材している。フジテレビ『とくダネ!』、2016年『林先生のあのアスリートを一流にした劇的スイッチ』他多数出演。
スポーツライター長谷川望facebookファンサイトはこちら

TOP