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ヤング魂 by 長谷川望

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[第109回]MF月岡裕太(ウィングスSCJY)「ブラジルで学んだ選手の能力『上手いだけじゃない』」
by 長谷川望

 栃木県宇都宮市「西の森ゴルフパーク」脇にあるサッカー場で活動をしているウィングスサッカークラブジュニアユースは、東京ヴェルディの公認支部クラブだ。今期から関東ユース(U-15)サッカーリーグ2部への昇格も決まっており活躍が期待されている。

 小学2年生から24歳まで読売クラブ(現東京ヴェルディ)に所属していた近藤健監督にクラブについて話を聞いた。「支部は独立して活動しているので、本部の方から何か言われていることはありません。しかし小学2年生からヴェルディにいたので、小さいころ言われいたことを選手たちに伝えています。すべての支部が集まる各カテゴリーの大会などもあるので、本部のユースに入るのがまず目標としてあります」。小さい頃から培われたクラブの精神は、各方面で現代へと受け継がれている。

 今回は中学3年生のキャプテンをピックアップ!

PICK UP選手
 月岡裕太くん(15)。ポジションはボランチ。昨年の1月までディフェンダーとしてプレーしていた月岡くんは「最初はディフェンスをやっていてので、攻撃参加が得意ではありませんでしたが、基礎練習をしっかりやって攻撃に積極的に参加していきたいです」と中盤としての意気込みを話す。

 またキャプテンを務めている彼は、チームメイトから「つっきーが言うなら間違いない!」と評されるほど厚い信頼を寄せられている。「チームの状況を見て、ずっと前にいるのではなく、後ろからも見て、チームのバランスを取れるように心がけています」とキャプテンとしての意識も高く持ってゲームに臨んでいる。

どんな選手⁉
 近藤監督は「しっかりと自分の意見も言える真面目な選手です。彼に言えばチームに伝わるので、頼もしい存在です。卒業してもチームの柱になるように、周りをコーントロールしてまとめられる選手になってほしいです」と、月岡くんのサッカーに対する姿勢を高く評価している。

 ウィングスサッカークラブジュニアユースでは、毎年中学3年生になる前の春休みに、2週間のブラジル遠征を行っており、現地の大会に参加するなど、海外の選手とプレーする貴重な機会となっている。月岡くんは「ブラジルはネイマール選手(パリSG)のようにボールタッチが上手い選手だけではなく、身体が大きかったり、サッカー頭が良い選手などいろいろな要素で優れた選手が多かったです。そういうモノを自分でも身に付けたいと思いました」と、良い刺激を強く受けた様子を話してくれた。サッカー王国ブラジルで注入したエッセンスを今後の活躍に繋げていくに違いない!

気になる質問‼
――好きな選手を教えてください。
「長谷部誠選手(フランクフルト)です。キャプテンとしてチームをまとめている姿とか、試合中もキャプテンプシーにあふれていてカッコイイです」

――将来の夢を教えてください!
「プロサッカー選手になってプレーしたいです!」

――これからも頑張ってください!
「残り少ないですが、高校への準備をしっかりして、高校で活躍できる選手になれるように頑張ります!」

◆著者プロフィール◆長谷川望(はせがわ・のぞみ)
1987年生まれ。福島県出身。リオ五輪で4連覇を成し遂げた女子レスリング伊調馨を取材。2020年東京五輪を見据え、サッカーを中心にスポーツの育成年代を精力的に取材している。フジテレビ『とくダネ!』、2016年『林先生のあのアスリートを一流にした劇的スイッチ』他多数出演。
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