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ヤング魂 by 長谷川望

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[第147回]GK大森優人(ブリオベッカ浦安JY)「選手たちのチカラになるコーチング、しっかり者GK」
by 長谷川望

 千葉県浦安市で活動をしているブリオベッカ浦安ジュニアユースは、第34回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会千葉県予選で準優勝したサッカークラブ。トップチームは元日本代表の都並敏史氏が監督を務めており、関東サッカーリーグ1部でプレーしている。

 トップチームのコーチを経て、今年からJYの監督をしている鈴井智彦監督にこの世代にかける想いを聞いた。「ジェネレーションギャップを生まないように空気感を大事にしています。これまで指導してきて、熱くなる時は大人も子供も一緒だと感じました。勝てば嬉しいし、負ければ悔しい。そういう彼らの瞬間に関われるのは、とても嬉しいし、一つひとつ大事にしていきたいです」。トップの指導を育成に生かせるブリオベッカ浦安JYは、今後さらに成長していくに違いない!

 今回は守備の要として活躍する中学3年生をピックアップ!

PICK UP選手
 大森優人くん(14)。ポジションはゴールキーパー。前線への的確なロングフィードと周りを鼓舞するコーチングは、チームをより良い方向へコントロールする。「チームが状況的に落ち着いてない時は、自分たちが意識してまとめていかないといけないので、キャプテンと協力して、練習の質を良くするように促しています」と大人顔負けのコメントができる彼は、副キャプテンも務めるしっかり者だ!

どんな選手⁉
 鈴井監督は「いつも大きな声で、励ましたり、チームをまとめたり、様々な状況で選手たちの気持ちを奮ふるい立たせてくれています。今のような良いチームを築き上げてくれました」と、大森くんの積極的なチーム貢献に感謝している。

 監督も信頼を置くその性格は、持ち前の対応力からも見て取れる。インタビューを通じても驚くほどの、正確な受け答えと落ち着きがあった。「クラブユース千葉県大会は、決勝という貴重な機会まで自分たちで持って行けたので良かったと思います。今後はもっとスタメン争いが激しくなって、毎試合あるリーグ戦を意味あるものにしていきたいです。そして3年間支えてくれたお母さん、お父さんたちへ感謝の気持ちを伝えられるチームにしたいです」と、今後の目標について話す。何ごとにも冷静に対処できる中に思いやりが垣間見えるからこそ、チームを後ろから鼓舞する彼の声が、選手たちの大きなチカラになっているのではないだろうか。

気になる質問‼
――好きな選手を教えてください。
「エデルソン・モラレス選手(マンチェスター・C)です。GKだけどフィールドプレーヤーに負けないパスの質、戦術眼に憧れます」

――将来の夢を教えてください!
「サッカー選手ではなくサッカーのコーチになりたいです! 今まで教えてくれたコーチたちはみんな良い人ばかりで、僕の土台を作ってくれました。とても感謝しています。そういうコーチたちを見て、自分も感謝されるコーチになりたいと思いました。できればブリオベッカでできたら嬉しいです!」

――これからも頑張ってください!
「PK戦で負けた悔しさがあるので、その気持ちを忘れず努力していきたいです。辞めてしまった仲間もいるので、その仲間の分も頑張って、結果がついてくるように最善を尽くしたいです!」

◆著者プロフィール◆長谷川望(はせがわ・のぞみ)
1987年生まれ。福島県出身。リオ五輪で4連覇を成し遂げた女子レスリング伊調馨を取材。2020年東京五輪を見据え、サッカーを中心にスポーツの育成年代を精力的に取材している。フジテレビ『とくダネ!』、『林先生のあのアスリートを一流にした劇的スイッチ』他多数出演。
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