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FC東京、苦しみながらも自力で決勝T進出!! 前田が2発で勝利に導く

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[5.4 ACLグループリーグ第6節 ビン・ズオン 1-2 FC東京]

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループリーグ第6節が4日に行われ、グループEでは勝てば自力での突破が決まるFC東京がすでに敗退が決まっているビン・ズオン(ベトナム)のホームに乗り込んだ。前半21分と後半10分にFW前田遼一にゴールが生まれたFC東京は、ビン・ズオンの反撃を1点に抑えて2-1の勝利を収め、12年大会以来、4年ぶりの決勝トーナメント進出を果たした。

 FC東京は前半7分にミドルレンジからMF東慶悟が右足シュートを放ったが、GKブイ・タン・チュオンの守備範囲に飛んでしまう。さらに同10分にはゴール前で粘ってキープした前田のラストパスを受けた東が至近距離から狙うも、ボールは枠上に外れた。

 しかし前半21分、MF水沼宏太のパスから右サイドを駆け上がったMF橋本拳人が送ったクロスを、前田がヘディングシュートで叩き込んでFC東京が先制に成功。直後の同22分にはFWレ・コン・ビンに強烈なシュートを放たれるも好反応を見せたGK秋元陽太が弾き出し、同44分には再びレ・コン・ビンにミドルレンジからゴールを脅かされたがポストに救われた。

 1-0とFC東京がリードしたまま後半を迎えると、後半5分には相手のパスミスを拾ったFWネイサン・バーンズが寄せてくる相手DFをかわしてシュートまで持ち込むがボールは枠上に外れてしまう。しかし同10分、再び相手がパスミスをすると、今度はボールを拾った前田が強烈な左足シュートを突き刺してリードを2点差に広げた。

 だが後半22分にPA内に進入したFWクリスティアン・ヌシをDF丸山祐市が倒してしまいPKを献上すると、レ・コン・ビンに沈められてビン・ズオンに1点差に詰め寄られる。さらに同40分にはレ・コン・ビンにミドルシュートでゴールを脅かされたものの、今度はクロスバーに助けられて失点を免れた。その後も体を張った守備でビン・ズオンの攻撃をしのいだFC東京は2-1で逃げ切って、自力での決勝トーナメント進出を決めた。


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