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審判買収問題に揺れた全北現代、高萩所属のソウルを下し5年ぶりACL決勝へ

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全北現代が5年ぶりにACL決勝へ駒を進めた

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)準決勝第2戦が19日に行われ、全北現代(韓国)はアウェーでMF高萩洋次郎の所属するFCソウルと対戦。1-2で敗れたが、2試合合計5-3で5年ぶりの決勝進出を決めた。ベンチスタートのFCソウル高萩は出番なしに終わっている。

 全北現代は9月30日、審判買収の問題により、リーグ戦で勝ち点9のはく奪と罰金1億ウォン(約920万円)の処分が科された。しかし、リーグ戦では2位のFCソウルと勝ち点60で並びながら依然として首位をキープ。ACLでもFCソウルと互いに優勝を目指し、準決勝で激突した。

 ホームでの第1戦を4-1で制していた全北現代。前半38分にDFキム・チウの折り返しをFWアドリアーノに押し込まれ、先制を許してしまう。それでも後半14分、FWリカルド・ロペスが巧みな反転からPA内にドリブルで進入し、右足のシュートを突き刺して同点とした。

 全北現代は後半アディショナルタイム2分に途中出場のMFコ・グアンミンに勝ち越しゴールを浴び、1-2でタイムアップを迎えたが、2試合合計5-3で5年ぶりの決勝進出。2006年以来10年ぶりとなるアジア制覇を懸け、11月19日、26日に行われる決勝でアルアイン(UAE)と対戦する。

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