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試合中にもブーイングが…システム変更で自滅G大阪、早くも試練「完璧に抑え込まれた」

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試合後、うなだれながら場内を一周するガンバ大阪の選手たち

[3.1 ACLグループリーグ第2節 G大阪1-4済州 吹田S]

 何度ブーイングが飛んだだろう。試合序盤から全く形が作れなかったガンバ大阪は、前半終了間際に連続失点。ハーフタイムで引き上げる選手たちに最初のブーイングが浴びせられると、後半には試合中にもブーイングが飛び、1-4で大敗を喫した試合後には大ブーイングになっていた。

 自滅ともとれる混乱から起きた問題を最後まで解決させることができなかった。MF今野泰幸は「前線でボールを収めきれなかった」と分析すると、「どこに穴があるのか、90分を通して分らなかった。完璧に抑え込まれた」と声を落とした。

 G大阪は2月に行った公式戦3試合を固定メンバーで戦ってきた。この日は4バックから3バックに変更したことで、初めてメンバーの入れ替えを行ったが、FW長沢駿に代えてDF金正也を先発させる変更を加えたのみだった。その金は「守備でも攻撃でもはまらなかった」とピッチ上の混乱を認める。ただ「やってて、もっとこうすればはまるかなというのが分かった」と話すと、「(結果は)よくはないですけど、次に繋がるかなと思います」と切り替えた。

(取材・文 児玉幸洋)

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