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AFCの処分に不服の済州、CASに提訴も「選手の名誉を取り戻す」

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済州がすんなりとAFCの処分を受け入れることはないようだ

 先日、アジアサッカー連盟(AFC)から5月31日の埼玉スタジアムで行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の決勝トーナメント1回戦第2戦の浦和レッズ済州ユナイテッド戦であったトラブルに関する処分が発表になったが、済州がすんなりと処分を受け入れることはないようだ。

 AFCは後半36分に退場処分となったDFチョ・ヨンヒョンに最も重い6か月の出場停止処分と罰金2万ドル(約220万円)。MF阿部勇樹への暴行を働いたDFペク・ドンギュに3か月の出場停止と罰金1万5000ドル(約165万円)。DFクォン・ハンジンにAFCの大会の2試合出場停止と1000ドル(約11万円)の罰金。そしてクラブ単位で済州に4万ドル(約440万円)、浦和にも2万ドル(約220万円)の罰金処分を決定した。

 だが韓国メディア『東亜日報』によると、済州はAFCに対して処分に対する明確な理由を求める文書を送付。済州が訴えているのは、チョ・ヨンヒョンの退場処分が誤審であったことと、乱闘は浦和の選手の挑発が発端だったとするもので、自分たちにも反省すべき点はあったと認めた上で、減刑を求めていくことになるという。

 また、13日までにAFCから明確な返答がない場合は、AFCに控訴を申し立てるとのことで、それが受け入れなければ、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴することも考えているという。同メディアは済州の関係者が「我々は最善の努力を尽くす。浦和や審判も尊重しなければいけないが、我々も尊重される権利がある。選手たちの失墜した名誉を取り戻さなければいけない」と話していることも伝えた。


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