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広島冷や汗…PK辛勝3年ぶりACL本戦出場、本田圭佑所属メルボルンVと同組激突へ

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広島がPOを突破した

[2.19 ACLプレーオフ 広島0-0(PK4-3)チェンライ・U Eスタ]

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)のプレーオフ東地区が19日に行われ、サンフレッチェ広島チェンライ・U(タイ)を0-0から突入したPK戦の末に4-3で下し、本戦出場を決めた。

 3年ぶりのACL本戦出場を目指す広島は19歳GK大迫敬介がプロデビュー。大卒ルーキーのDF荒木隼人や、3年ぶりに帰ってきたMF野津田岳人、新外国人選手のDFエミル・サロモンソンらフレッシュなメンバーがスタメンに並んだ。システムは3-6-1。

 広島は序盤から攻め込んだ。しかし前半10分、相手のハンドによってPKを獲得するが、FW皆川佑介の蹴ったシュートはコースが甘く、タイ代表GKサラヌーン・アヌインにストップされた。

 前半29分には右CKからチャンス。ニアでDFに当たってこぼれたボールがファーで待っていたサロモンソンに入るが、シュートは枠を捉えない。前半はスコアレスで折り返すことになった。

 後半に入っても広島ペースは変わらないが、相変わらず決定力を欠いてしまう。後半25分には右CKをダイレクトで合わせた荒木のシュートがクロスバーを叩いて外れていった。

 たまらず城福浩監督は、ベンチスタートさせていたエースFWパトリックを投入。90分で試合を決めに行く。しかし願いかなわず、試合は延長戦に突入する。

 終了間際の延長後半14分にはMF柴崎晃誠のシュートが相手に当たってコースが変わったボールをパトリックが押し込む。しかしわずかにオフサイド。相手選手が副審に詰め寄ると、一旦はゴールとしていたナワフ・シュクララ主審もゴールを取り消した。

 突破の行方はPK戦に突入。先攻のチェンライは2人目のDFタナサク・シーサイ、3人目のMFピティワットが失敗。広島は4人目のMF川辺駿が失敗したが、5人目のMF松本泰志が決めて、勝利した。

 POを突破した広島は本戦でグループFを戦う。広州恒大(中国)、大邱FC(韓国)、そしてMF本田圭佑の所属するメルボルン・ビクトリー(豪州)と同組となる。本田の日本凱旋、広島の本拠地で行うメルボルン・V戦は3月12日に予定されている。

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