beacon

浦和、全北現代に2連敗…興梠が反撃弾も1点届かず

このエントリーをはてなブックマークに追加

ボールキープする浦和レッズFW興梠慎三

[4.24 ACLグループG第4節 全北現代2-1浦和]

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は24日、グループG第4節を開催し、勝ち点4で2位の浦和レッズが同6で首位の全北現代(韓国)のホームに乗り込み、1-2で敗れた。2連敗を喫した浦和は5月7日の第5節でブリーラム・ユナイテッド(タイ)のホームに乗り込む。

 浦和は20日のJ1第8節神戸戦(○1-0)から先発2人を入れ替え、MF長澤和輝や移籍後初先発となるDF鈴木大輔らを先発起用。3-5-2のシステムを採用し、GKに西川周作、最終ラインは右から鈴木、DFマウリシオ、DF槙野智章を配置。中盤はアンカーにMF青木拓矢、アウトサイドは右にMF森脇良太、左にMF山中亮輔、インサイドハーフには長澤とMFエヴェルトンを並べ、2トップはFW武藤雄樹とFW興梠慎三を配置した。

 ホームで行われた第3節全北現代戦を0-1で落とした浦和は、前半6分にカウンターからフィニッシュまで持ち込む。長澤のパスを右サイドで受けた武藤が中央に送ると、エヴェルトンがスルーしたボールは興梠へと届く。しかし、右足ダイレクトで合わせたシュートはゴール左に外れた。

 すると前半12分、右サイドで森脇がMFリカルド・ロペスにボールを奪われると、ドリブルで運んだR・ロペスにPA外から弾道の低い強烈なシュートを叩き込まれて全北現代に先制を許してしまう。その後は全北現代に攻勢をかけられるも、同42分にCKからDFキム・ミンヒョクが放ったヘディングシュートをGK西川周作が弾き出すなど、追加点を許さずに前半を終えた。

 0-1と1点のビハインドを背負う浦和は、後半あたまから槙野に代えてDF岩波拓也をピッチへと送り込む。しかし同3分、左サイドからR・ロペスが送ったクロスをFWキム・シヌクにヘディングで叩き込まれ、全北現代にリードを2点差に広げられてしまう。だが同13分、右サイドから森脇が送ったアーリークロスが興梠へ届けられると、右足のシュートでネットを揺らして浦和が1点差に詰め寄る。

 1点差に詰め寄った浦和は後半19分、武藤に代えてFWアンドリュー・ナバウトを投入。同点ゴールが生まれずに試合が進むと、同37分には興梠に代えて最後のカードとなるMF汰木康也がピッチへと送り込まれる。その後、同点ゴールを狙った浦和だったが全北現代守備を崩し切れずに1-2のまま試合終了のホイッスルが吹かれた。

●ACL2019特設ページ

TOP