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DF實藤ボレー炸裂! 主力休養の横浜FM、最終節ドローもGL首位通過

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[12.4 ACLグループH第6節 シドニーFC1-1横浜FM アルジャノブ]

 AFCチャンピオンズリーグ(AFC)は4日、グループリーグ最終第6節を各地で行い、横浜F・マリノスシドニーFC(オーストラリア)と1-1で引き分けた。この結果により、グループ首位での決勝トーナメント進出が決定。7日の1回戦(ラウンド16)では、G組2位の広州恒大か水原三星と対戦する。

 横浜FMは前節の全北現代戦に4-0で勝利し、クラブ史上初のグループリーグ突破を決定。すでに敗退の決まっているシドニーFCとの一戦は、引き分け以上で自力での首位通過が決まるという状況の中、アンジェ・ポステコグルー監督は全北現代戦から先発11人全員を入れ替えた。

 先手を取ったのは横浜FMだった。前半17分、MF天野純の左コーナーキックにDF實藤友紀がボレーで合わせてGKトーマス・ヒュワードベルを強襲し、右コーナーキックを獲得。これをMF水沼宏太が再度實藤に送ると、二度目のボレーシュートが今度はネットに突き刺さり、加入後初ゴールがACLでの貴重な先制点となった。

 ところが前半29分、横浜FMは中盤でMF渡辺皓太がMFアレクサンダー・バウムヨハンに競り負けて中央突破を許すと、スルーパスから最終ラインが裏を取られて大ピンチ。GK高丘陽平が1対1の状況に追い込まれ、FWトレント・ブハジアーの左足シュートで同点に追いつかれた。

 1-1で迎えた後半は序盤こそ相手に主導権を譲ったが、徐々に横浜FMのペースに。まずは7分、右サイドからのクロスに2列目から飛び込んだ天野が右足ダイレクトシュートで相手GKを強襲。10分過ぎにはMF大津祐樹、FW前田大然が立て続けに惜しいシュートを放った。

 横浜FMはその後FW松田詠太郎とMF喜田拓也を投入し、試合を優勢に進めたが、最後までゴールは奪えずタイムアップ。それでも主力を休ませつつ、自力でのグループリーグ首位通過を決めた。2位通過の場合はG組首位のヴィッセル神戸と決勝トーナメント1回戦で対戦する形となっていたが、日本勢のつぶし合いも回避した。

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