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原川CKから奥埜&チアゴがヘッド弾! C大阪、“2軍編成”の広州破ってACL白星発進

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MF奥埜博亮が先制のヘディングシュート

[6.24 ACLグループJ第1節 広州FC0-2C大阪 ブリーラム]

 AFCチャンピオンズリーグ(AFC)は24日、J組の第1節を行い、セレッソ大阪広州FC(中国)に2-0で勝利した。27日の第2節では香港の傑志と対戦する。

 新型コロナウイルスの影響により、タイ・バンコクでセントラル開催となったACLのJ組グループリーグ。豪州勢の出場自体によりプレーオフを経ずに本大会出場を果たしたC大阪は、MF坂元達裕、MF清武弘嗣ら主力選手のほか、FWアダム・タガート、FW高木俊幸を先発に起用した。

 対する広州FCは中国サッカー協会が今季から新たに設けた規定により、広州恒大からクラブ名称を変更した強豪クラブ。もっとも、中国超級リーグはACL期間中もリーグ戦が行われるため、FWアロイージオら主力選手やファビオ・カンナバーロ監督は帯同しておらず、若手選手が並ぶ“2軍”メンバー編成でACLに臨んだ。

 そうした事情もあり、立ち上がりから試合の主導権を握ったのはC大阪。坂元が次々に右サイドを切り裂くなど、一方的に相手を押し込んだ。そして前半15分、C大阪はMF原川力の右コーナーキックからMF奥埜博亮がヘディングシュートを突き刺し、早々に先制点を奪った。

 その後は追加点を得られない時間が続いたC大阪。前半19分、坂元からのスルーパスに抜け出したA・タガートのシュートはGKジャン・ジエンツィに阻まれると、同33分には高木の折り返しに反応した清武のボレーもジャン・ジエンツィのビッグセーブに遭い、スコアレスでハーフタイムを迎えた。

 もっとも、広州FCは前半45分間をシュート0で終えており、C大阪にとっては危なげない展開。ハーフタイムには高木に代わってACLデビューのMF為田大貴を投入し、その後もFW大久保嘉人、MF中島元彦を次々に起用して前に出ると、後半24分にまたしても原川の右コーナーキックからDFチアゴがヘディングで決め、リードを2点に広げた。

 一方、広州FCは世代別代表の注目選手である16歳のMFフアン・グアンリンを後半から起用し、なんとか前に出ようとするが、後半22分にようやく放ったDFジャン・ジーハオのシュートは枠外。その後もC大阪に脅威を与えることはできず、シュート2本での黒星スタートとなった。

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