[6.25 ACLグループG第2節 名古屋3-0浦項 バンコク]

　名古屋グランパスに加入後、もっとも“ジーニアス”らしいゴールとなった。

　立ち上がりから試合を優位に進めた名古屋は前半34分、FW齋藤学のパスを受けたFW柿谷曜一朗が反転しながらシュートコースを作ると、エリア手前から右足を一閃。一直線にゴール左に突き刺した。

　名古屋はその後もゲームを支配。後半、相手に退場者が出たこともあったが、ボール支配率は60.1%。グループ内最大のライバルとみられた相手に3-0で快勝し、開幕2連勝でG組首位に浮上した。

　試合後のインタビューに答えた柿谷も「こういう暑い中で全員がハードワークした結果が勝利に繋がった。メンバーを変えて臨みましたが、全員が走り切った結果だと思います」と納得の表情。「すぐ試合なので、まずは今日の疲れをしっかりと取ることを優先したい」と再び中2日で迎えるラチャブリFC(タイ)戦に向け、頭を切り替えた。

　さらに「今日豊田でパブリックビューイングをしているのですが、その人たちの声援が勝利に繋がったと思う」と付け加えると、「僕の奥さんももうちょっとしたら産まれるので、そのためにもしっかり頑張れてよかったです」と第2子の出産を控える妻で女優の丸高愛実さんへのエールを送り、満面の笑みを浮かべていた。

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