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“ACL最強FW”に先制点献上も…C大阪が電光石火の逆転2発でGL2連勝!

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FWアダム・タガートが同点ゴール

[6.26 ACLグループJ第2節 C大阪2-1傑志 ブリーラム]

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は27日、グループリーグ第2節を行い、J組のセレッソ大阪傑志(香港)を2-1で下した。日本勢はここまでC大阪と名古屋が2勝、G大阪と川崎Fが1勝と全勝をキープしている。

 立ち上がりから一方的にボールを保持しつつも、なかなかゴール前で息が合わないC大阪。すると前半38分、先に試合を動かされた。GKパウロ・セザールのロングキックをFWデヤン・ダムヤノビッチに落とされ、左サイドを攻め込まれると、深くえぐったMFクレイトンの折り返しにダムヤノビッチが反応。右足ダイレクトで合わせられ、グラウンダーのシュートがゴール左隅に突き刺さった。

 かつてFCソウルや北京国安などに所属していたダムヤノビッチはACL通算38ゴール目。昨季限りで現役を引退した元韓国代表FWイ・ドングク氏の記録を抜いて歴代単独トップに立った。

 相手のファーストシュートで失点したC大阪はその後、MF原川力、MF中島元彦が積極的にゴールを狙うが、相手DFの身体を張った守備に苦しみ、得点には至らない。前半アディショナルタイムにはGKキム・ジンヒョンのビッグセーブで追加点こそ防いだが、直後の攻撃でMF清武弘嗣のクロスに合わせた原川のボレーは相手GKに阻まれ、ビハインドでハーフタイムを迎えた。

 後半に入っても試合は動かず、後半16分にはDFチアゴの地を這うようなミドルシュートが相手ゴールを襲うも、P・セザールが横っ飛びでセーブ。同20分には右サイドを突破したDF松田陸の折り返しがゴール前に入ったが、FWアダム・タガートが打ち切れず、跳ね返ったボールがMF坂元達裕に当たって枠を外れた。

 それでも後半24分、C大阪がようやく試合を振り出しに戻した。起点となったのは坂元。右サイドでカットインすると見せかけ、鋭い切り返しから縦へと突破すると、グラウンダーでの鋭いクロスをゴール前に送り込む。するとこのボールをGKが弾き、こぼれ球に反応したA・タガートが押し込んだ。

 さらに直後の後半26分、C大阪は最終ラインから持ち上がったチアゴがロングレンジから右足を振り抜くと、地を這うようなボールが相手GKを襲い、ファンブルを誘発。これがゴール右隅に吸い込まれ、瞬く間に逆転に成功した。試合はそのままタイムアップ。C大阪が初戦の広州FC(中国)戦に続き、ACL2連勝を収めた。

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