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14日のACL川崎F対蔚山現代、開催に暗雲…韓国メディアが報道

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首位通過した川崎F

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の決勝トーナメント1回戦が14日に行われるが、新型コロナウイルスの影響で川崎フロンターレ蔚山現代の韓国ホーム開催が危ぶまれているようだ。『ソウル新聞』など韓国メディアが報じている。

 川崎Fはグループリーグで無傷の6連勝を飾り、I組を首位通過した。一方、前回王者・蔚山現代も6連勝でF組を首位で突破しており、両者がラウンド16で激突する。今回はホーム&アウェーではなく一発勝負となるが、ここにきて韓国メディアが問題を伝えている。

 報道によると、日本は1日、変異株が急速に広がっている地域の1つと認定されたため、韓国の隔離免除国から除外されたという。韓国『スポーツソウル』は「韓国政府の保健当局が指定した新型コロナウイルス変異株流行国のリストに日本が含まれている」と指摘。日本から韓国に入国する場合はワクチン接種の有無を問わず、2週間の隔離が必要となる。この規定が厳格に適用されれば、川崎Fの選手は蔚山戦前に2週間の隔離が必要となるため、予定通り試合を行うことはできない、という状況である。

 ただし、W杯アジア最終予選で韓国を訪れたレバノン代表には例外が適用されている。これが川崎Fにも認められれば予定通り開催できるはずだが、保健当局はACL出場チームに隔離免除の例外を適用することに難色を示しているという。

 川崎Fに例外が適用されない場合は、日程の延期や中立地での開催、川崎Fのホーム・等々力陸上競技場での開催、最悪の場合は蔚山現代が没収負けとなる可能性も伝えられている。韓国プロサッカー連盟は8日までにアジアサッカー連盟(AFC)に意向を伝えるようだ。

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