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“日本のエース”の意地…神戸FW大迫勇也、力強くACL優勝宣言「本気で獲りに行きたい」

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FW大迫勇也が貴重な2得点を決めた

[3.15 ACLプレーオフ 神戸4-3(延長)メルボルンV 神戸市御崎公園球技場]

 2得点を決めてチームを救った日本代表FW大迫勇也は、「僕らは優勝できるだけのメンバーが揃っている。本気で獲りに行きたい」と力強く宣言し、アジア制覇を誓った。

 意地の2発を蹴り込んだ。1-2と逆転を許した後半35分、ヴィッセル神戸はDF初瀬亮が蹴った左CKを菊池がそらすと、大迫が右足で合わせて試合を振り出しに戻す。

 さらに後半42分には右サイドをドリブルで運んだMF山口蛍のクロスをニアに走り込んだ大迫がコースを変えて逆転弾を決めた。

 その後延長戦に持ち込まれたが、延長前半5分のFWリンコンの勝ち越し弾によって勝ち切った神戸が、2年ぶりとなるACL出場権を獲得した。

 昨季はJ1リーグ戦3位と過去最高成績を残した神戸だが、今季は開幕から6戦勝ちなしと絶不調。大迫も「Jリーグで不甲斐ない結果が続いていたので、チームがいい方向に向かうチャンスだと思っていた」と意識があったことを認める。

 それでも「一発勝負だったので、すべてを出し切ろうと話していた」とチームの団結を誇る。今後の戦いについてもまずは、「Jリーグでも熱さを表現していきたい」と力を込めた。

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