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永戸→レオ・セアラで2発!! 横浜FM、ベトナム王者に苦戦もACL白星スタート

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FWレオ・セアラ(左から2人目)が2ゴール

[4.16 ACLグループH第1節 ホアンアイン 1-2 横浜FM ホーチミン]

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は16日、グループリーグ第1節を行い、H組の横浜F・マリノスホアンアイン・ザライ(ベトナム)を2-1で破った。開催国ベトナム王者に苦戦を強いられたが、セットプレー2発で白星発進を果たした。

 新型コロナウイルスの影響により、東南アジア各国でのセントラル開催となっているACLグループリーグ。横浜FMのH組はベトナム・ホーチミンで試合が行われている。初戦の先発はJ1前節の鹿島戦(○3-0)から5人を入れ替え、DFエドゥアルド、DF松原健、MF吉尾海夏、FWレオ・セアラ、FW宮市亮が新たに入った。

 序盤は開催国のホアンアイン・ザライが主導権を獲得。すると前半5分、横浜FMはDF永戸勝也の縦パスが自陣でMFブー・バン・タンにカットされると、パスを受けたFWグエン・コン・フォンが右サイドに抜け出し、ピンチを迎えた。だが、喜田がなんとか侵入を阻止すると、再び永戸がボールを奪われるも、ブー・バン・タンの左足シュートは左ポスト。ゴールの枠に助けられ、横浜FMは失点を免れた。

 その後は横浜FMが徐々に盛り返し、前半19分に先制点。右からのCKを永戸がニアサイドに送り込むと、レオ・セアラが前に出て反応。股の間を通りかけたボールをノールックヒールシュートで狙い、ニアポスト際に突き刺さった。さらに横浜FMは同25分、今度は敵陣左サイドでFKを獲得。これを永戸がゴール前に蹴ると、レオ・セアラがヘディングで合わせてネットを揺らした。

 やや余裕の雰囲気になっていた横浜FMだったが、今度はホアンアイン・ザライのセットプレーが襲いかかった。左CKをグエン・コン・フォンが入れ、ゴール前でDFマウリシオがMF喜田拓也と競り合うと、鋭い軌道のボールが喜田の頭に当たってゴールイン。記録はオウンゴールとなり、横浜FMは1点を返された。

 後半も見せ場はセットプレー。4分、永戸が左CKをゴール前に送り込み、レオ・セアラが頭で合わせたが、これはクロスバーに弾かれた。直後にはホアンアイン・ザライのカウンターが発動したが、喜田とFW仲川輝人が懸命に戻ってCKへ。7分にはMFグエン・トゥアン・アインのシュートが枠内を襲うも、GK高丘陽平が落ち着いて処理した。

 横浜FMは後半23分、左サイドを攻め上がった宮市のクロスにレオ・セアラが頭で合わせるも、GKフイン・トゥアン・リンがスーパーセーブ。その後は次々とホアンアイン・ザライにチャンスをつくられたが、相手のフィニッシュ精度に救われた。同45分、途中出場MF水沼宏太が決定的なシュートを放つも、相手GKがまたもファインセーブ。そのままタイムアップを迎え、横浜FMが白星スタートを切った。

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