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川崎F“背番号14”が吼える! 脇坂泰斗の今季初ゴールは鮮やかすぎるFK弾

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初ゴールに吼えるMF脇坂泰斗

[4.24 ACLグループI第4節 ジョホール 0-5 川崎F ジョホールバル]

 川崎フロンターレは24日のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループリーグ第4節でジョホール(マレーシア)に5-0と快勝。順位をひっくり返し、首位に浮上した。先制点は、今季から背番号14を着けるMF脇坂泰斗。待望の今季初ゴールとなった。

 1勝2分で2位に位置していた川崎Fは、首位ジョホールと対戦。前節にも戦っており、拮抗状態のままスコアレスドローとなっていた。しかし、今節は序盤から得点を重ねる。

 口火を切ったのは、中村憲剛氏が着けていた14番を今季から受け継いだ脇坂だ。PA手前でFKを得ると、右足を鋭く振り抜く。回転がかかった弾道は相手GKから逃げるようにゴール左隅に吸い込まれた。この得点が契機となり、川崎Fは試合を優位に運ぶ。終えてみれば5-0で快勝。首位浮上を果たした。

 脇坂は待望の今季初ゴール。クラブの公式サイトでは試合後のコメントを掲載しており、「ようやく今シーズン初ゴールを決めることができた。やっとチームの力になれたのかなと感じている」と伝えている。「絶対結果を残してやる、自分がチームを勝たせるんだという思いで試合に臨んだし、先制点はその強い気持ちだけで決めたようなもの。前日練習でもフリーキックを決めていたので、蹴るときのフィーリングはよかった」と振り返った。

 この得点以外にも“らしさ”を発揮する。右サイドのMF家長昭博とDF山根視来が好連係で突破を図ると、中盤では脇坂が演出。前半31分には、山根、家長とつないだパスから、脇坂がPA右のスペースに華麗なワンタッチパス。反応した山根のアシストを小林悠が決め、2-0と点差を広げた。

 勢いに乗った川崎Fは27日の第5節で蔚山現代(韓国)と対戦する。


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