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馬渡先制弾を皮切りにゴールラッシュ!! 浦和、シンガポール王者に6発快勝

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浦和レッズが5発快勝

[4.27 ACLグループF第5節 浦和 6-0 ライオン・シティ ブリーラム]

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は27日、グループリーグ第5節を開催した。グループFでは浦和レッズライオン・シティ・セーラーズ(シンガポール)と対戦し、6-0の完封勝利を収めた。浦和は30日の第6節で山東泰山(中国)と対戦する。

 グループFはタイのブリーラムで集中開催され、15日から30日まで、中2日でグループリーグ6連戦を行う。開幕2連勝を飾った浦和だったが、第3節、第4節の大邱FCとの連戦を0-1、0-0で終えた。勝ち点で並ぶ大邱との直接対決の結果で下回るため、自力での首位通過の可能性が消滅。まずは残り2試合で勝ち点6を上積みし、大邱の結果を待ちたいところだ。

 第4節大邱戦からは先発4人を入れ替え、システムは4-2-3-1を採用。GKには西川周作、最終ラインには右からDF馬渡和彰、DF岩波拓也、DFアレクサンダー・ショルツ、DF明本考浩が並び、ダブルボランチにはMF柴戸海とMF平野佑一を配置。2列目には右からMFダヴィド・モーベルグ、MF小泉佳穂、MF関根貴大、1トップにはFWアレックス・シャルクが入った。

 第1節の対戦時に4-1の勝利を収めている浦和が、前半14分に先制に成功する。モーベルグのスルーパスからPA内に侵入した馬渡が右足でフィニッシュ。シュートは相手GKのキャッチミスを誘ってゴールマウスに収まり、スコアを1-0とした。さらに同18分には小泉のラストパスに反応した関根がPA内から狙うも、シュートは相手GKに阻まれてしまった。

 前半37分にも浦和に追加点の好機が訪れる。関根のパスをPA内で受けたモーベルグに決定機もシュートは相手GKに弾かれ、こぼれ球に反応した小泉はフィニッシュに持ち込めなかった。しかし、同39分、PA外からシャルクが強烈な右足のシュートを突き刺してリードを2点差に広げる。

 2-0と浦和がリードしたまま後半を迎えると、同3分に左サイドから小泉が送ったクロスをファーサイドのモーベルグがヘディングで叩き込んで3点目。さらに同7分には関根のスルーパスからPA内に入り込んだ小泉が左足の強烈なシュートを突き刺し、浦和のリードは4点差に広がった。

 後半14分にはシャルクとモーベルグに代えてMF松尾佑介とMF松崎快をピッチへと送り込む。同17分には、またもや関根のスルーパスから好機が生まれ、抜け出した松尾が右足のシュートでネットを揺らして5点目を記録。同25分にはライオン・シティにゴールを脅かされるも、FWキム・シヌクのヘディングシュートを好反応を見せた西川がきっちりと弾き出してゴールを守った。

 その後、ライオン・シティの反撃を許さずに試合を進めると、後半45分に松尾がネットを揺らし、浦和が6-0で快勝した。

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