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「世界で戦う地元クラブは軽視?」浦和サポーターが横断幕でスタンド埋める…ACL決勝の埼スタ使用不可を巡る抗議

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試合後、浦和サポーターが埼玉スタジアム2002使用に向けた抗議を行った

[9.25 ルヴァン杯準決勝第2戦 浦和 0-4 C大阪 埼玉ス]

 浦和レッズはルヴァン杯準決勝第2戦で無念の大敗を喫した。試合後、サポーターは選手たちに向けて大ブーイングを敢行。さらにその後、AFCアジアチャンピオンズリーグ決勝で埼玉スタジアム2002の使用不可を巡る問題に対し、抗議の横断幕を掲げた。

 ルヴァン杯で敗退した浦和は、ACLのタイトル奪取に燃える。埼玉スタジアム2002で行われたACL準決勝では、サポーターの大声援が間違いなく勝利に大きく貢献していた。だが、来年2月開催のホームでの第2戦で、その“最強”の支援を受けられない可能性が浮上。埼玉スタジアムは今シーズンを終えた後から来春まで芝の改修工事によって使用できない可能性が高くなっている。

 クラブはスタジアム管理を管轄する埼玉県と交渉中。改修工事の時期の延期または期間の短縮を訴えたが、いまだ使用許可は下りていない。浦和サポーターは改めて埼玉県側や日本サッカー協会に対するクラブ側への考慮を強調した。

 試合後のスタンドには横断幕が掲げられた。その文言は「俺達のHOMEに代替などない」「世界で戦う地元クラブは軽視?」など。残されたタイトルを手にするため、その意志表示を行う形となった。

●ルヴァン杯2022特設ページ

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