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JFA田嶋会長、浦和ACL決勝の日程変更をAFCに要望「5月に移せないだろうかとレターを出している」

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田嶋幸三会長

 日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三会長が13日、報道陣の取材に応じ、来年2月に予定されているAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝戦の日程を同年5月に移行するようアジアサッカー連盟(AFC)に求めていることを明かした。

 ACL決勝は来年2月19日、26日に開催予定。これまでの決勝戦は11〜12月に行われるのが通例だったが、次回大会から秋春制に移行することを踏まえ、異例のスケジュールが組まれていた。

 東地区からは浦和レッズの出場が決まっているが、来年2月はJリーグの開幕前。プレシーズンにアジアタイトルをかけた大一番を戦わなければならないことに加え、同時期には埼玉スタジアム2002の改修工事が予定されており、ホームを使用できない可能性が高まっている。

 そうした中、田嶋会長は「浦和と5月に移せないだろうかとレターを出している」と説明。「レッズさんの気持ちはわかるし、サポーターの気持ちもわかる」とした上で「まだ相手方(西地区の代表)が決まっていないので、決まった中でそういった事情を議論してくださるものと思っているが、10月17日にAFCの会議があるのでまたプッシュしたい」と展望を述べた。

 また田嶋会長は来年2月に予定されているAFC選出のFIFA理事候補に3選を目指して立候補。「出るからには選挙に勝たないといけないし、全力で取り組みたい。絶対に勝てる保証はないし、後まで気を抜かずにしっかりやって勝ち取りたい」と意気込みを語った。

(取材・文 竹内達也)
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