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「ロマンを追求した挑戦となります」ACL初参戦の甲府が国立をホームスタジアムとして申請

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昨季に天皇杯を制した甲府

 ヴァンフォーレ甲府は30日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)に向け、国立競技場をホームスタジアムとして申請したことを発表した。

 J2の甲府は昨季の天皇杯でクラブ史上初の優勝を果たし、ACL出場権を獲得。ただ、本拠地のJITリサイクルインクスタジアムはAFCの基準を満たしておらず、出場するためには代替会場を用意しなければならない。

 クラブは公式サイト上で「弊クラブとしましては、国内クラブにおける限られた出場枠の1クラブとして、日本を代表して闘う意義において、『国立競技場』をホームスタジアムとして開催したいと考えております。そのため、AFCクラブライセンス取得に必要な申請書類について、『国立競技場』をホームスタジアムとして提出いたしました」と表明した。

 また、代表取締役社長を務める佐久間悟氏は「~ヴァンフォーレ甲府に関わる全ての皆様方へ~」と題し、次のようにコメントしている。

「ヴァンフォーレ甲府に関わる全ての皆様方には、日頃より、様々なお立場でご支援・ご協力並びにご声援を賜り、心から御礼を申し上げます」

「また、今シーズンは、篠田善之新監督を迎え、試行錯誤を繰り返しながらリーグ戦に挑んでいるところでありますが、ホーム・アウェイ共に昨シーズンを上回る多くの皆様方にご来場を賜り、厚く感謝申し上げます」

「さて、ヴァンフォーレ甲府は、昨シーズンにおいて第102回天皇杯サッカー選手権大会で優勝を果たし、2023シーズンは、アジア最高峰の舞台となるアジアチャンピオンズリーグに参戦する予定であります」

「クラブと致しましては、本大会に参戦することを成長と発展に繋げるべく意義あるものとしたいと考えており、その為に日本を代表する山梨県のプロヴィンチアクラブとしてグループステージのホームゲームを全て、国立競技場で開催することをJリーグに申請致しました」

「この決定は、試合時のVIP対応とより集客力を高めたい等を総合的に考え、同時にロマンを追求した挑戦となりますが、関わる多くの方々のご理解とご協力によって実現することに改めて感謝申し上げます」

「試合当日は、山梨県に関わる多くの皆様方は勿論のこと、カテゴリーを問わず、Jリーグにご声援を頂いている多くの、ファン・サポーターの皆様とフットボールファミリーを含めヴァンフォーレ甲府へのご声援をお願い申し上げます」

 なお、2023-24シーズンに関するAFCクラブライセンスの申請書類は3月末が提出期限となっており、判定会議は5月に行われる。

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