アジアで連勝続く横浜FM、敵地ラウンド16も先勝!! “サウジ集中開催”ACLE準々決勝へ前進

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[3.3 ACLE決勝トーナメント1回戦 上海上港 0-1 横浜FM 上海]
AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)は3日、決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)を行い、横浜F・マリノスが上海上港(中国)に1-0で勝利した。前半30分、エースFWアンデルソン・ロペスが得点ランキング首位に並ぶ今大会7ゴール目を決め、これが決勝点に。敵地で貴重な1点のアドバンテージを獲得し、西地区を交えてサウジアラビアで集中開催される準々決勝進出に大きく前進した。
リーグステージを首位で突破した横浜FMは、山東泰山が棄権した影響で8位に滑り込んだ上海上港との対戦。かつての指揮官であるケヴィン・マスカット監督率いる中国王者とはリーグステージ最終節でも対戦しており、ラウンド16のホーム&アウェーも含めて3連戦となった。
試合は立ち上がりから局面でのバトルが続く中、上海上港にアクシデントが続発。いずれも横浜FMにとってはクリーンな競り合いだったが、前半10分にDFフー・フアンがDFワン・ジェンアオと交代すると、直後にはMFヤン・シーユエンも空中戦で右足首を痛め、無理をしながらプレーする様子を見せた。
そうして迎えた前半30分、横浜FMが値千金の先制点を奪った。FWヤン・マテウスとの連係で右サイドを攻め込んだDF松原健がスルーパスを送り、FW植中朝日が相手を背負いながら深い位置で起点を作ると、折り返しのパスを配球。これが相手のクリアミスを誘い、ファーに流れたボールをFWアンデルソン・ロペスが頭で押し込んだ。
そのまま1-0で迎えた後半は一進一退の攻防が続く中、横浜FMに最初の決定機。14分、A・ロペスのプレッシングで相手のパスミスを誘い、FW遠野大弥がこれを回収すると、浮き球パスをゴール前に送り込む。これを受けた植中はフリーだったが、シュートではなく右へのパスを選択。するとFWヤン・マテウスのシュートは相手GKに阻まれた。
すると後半25分にはここまでで一番の大ピンチが訪れる。左サイドでDF永戸勝也がFWレオナルドに個人ではがされ、右サイドに展開されると、オーバーラップしてきたDFリー・シュアイの左足シュートがポストにヒット。こぼれ球を拾ったレオナルドに山根が詰め、難を逃れたが、失点に直結しそうな場面だった。
その後はクロス攻撃がDFティアス・ブラウニングのスーパーブロックに阻まれ、追加点を奪えない横浜FMだったが、そのままタイムアップ。11日にホーム日産スタジアムで行われる第2戦に向け、価値ある先勝を収めた。なお、横浜FMはリーグステージ第2戦以降、6連勝でラウンド16進出(山東泰山戦の引き分けは同クラブの棄権によって無効)を果たしており、これで大会7連勝となった。
●ACLE2024-25特集
AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)は3日、決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)を行い、横浜F・マリノスが上海上港(中国)に1-0で勝利した。前半30分、エースFWアンデルソン・ロペスが得点ランキング首位に並ぶ今大会7ゴール目を決め、これが決勝点に。敵地で貴重な1点のアドバンテージを獲得し、西地区を交えてサウジアラビアで集中開催される準々決勝進出に大きく前進した。
リーグステージを首位で突破した横浜FMは、山東泰山が棄権した影響で8位に滑り込んだ上海上港との対戦。かつての指揮官であるケヴィン・マスカット監督率いる中国王者とはリーグステージ最終節でも対戦しており、ラウンド16のホーム&アウェーも含めて3連戦となった。
試合は立ち上がりから局面でのバトルが続く中、上海上港にアクシデントが続発。いずれも横浜FMにとってはクリーンな競り合いだったが、前半10分にDFフー・フアンがDFワン・ジェンアオと交代すると、直後にはMFヤン・シーユエンも空中戦で右足首を痛め、無理をしながらプレーする様子を見せた。
そうして迎えた前半30分、横浜FMが値千金の先制点を奪った。FWヤン・マテウスとの連係で右サイドを攻め込んだDF松原健がスルーパスを送り、FW植中朝日が相手を背負いながら深い位置で起点を作ると、折り返しのパスを配球。これが相手のクリアミスを誘い、ファーに流れたボールをFWアンデルソン・ロペスが頭で押し込んだ。
そのまま1-0で迎えた後半は一進一退の攻防が続く中、横浜FMに最初の決定機。14分、A・ロペスのプレッシングで相手のパスミスを誘い、FW遠野大弥がこれを回収すると、浮き球パスをゴール前に送り込む。これを受けた植中はフリーだったが、シュートではなく右へのパスを選択。するとFWヤン・マテウスのシュートは相手GKに阻まれた。
すると後半25分にはここまでで一番の大ピンチが訪れる。左サイドでDF永戸勝也がFWレオナルドに個人ではがされ、右サイドに展開されると、オーバーラップしてきたDFリー・シュアイの左足シュートがポストにヒット。こぼれ球を拾ったレオナルドに山根が詰め、難を逃れたが、失点に直結しそうな場面だった。
その後はクロス攻撃がDFティアス・ブラウニングのスーパーブロックに阻まれ、追加点を奪えない横浜FMだったが、そのままタイムアップ。11日にホーム日産スタジアムで行われる第2戦に向け、価値ある先勝を収めた。なお、横浜FMはリーグステージ第2戦以降、6連勝でラウンド16進出(山東泰山戦の引き分けは同クラブの棄権によって無効)を果たしており、これで大会7連勝となった。
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