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第1戦没収試合で広島から3点リード…ライオン・シティ指揮官が心境明かす「こういった形で勝ちたくはない」

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アレクサンダル・ランコビッチ監督

 ライオン・シティ・セーラーズ(シンガポール)のアレクサンダル・ランコビッチ監督はAFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)準々決勝第2戦のサンフレッチェ広島戦を前に、第1戦が没収試合になったことについて「正直驚いた」と率直な思いを語った。現地メディア『ザ・ストレート・タイムズ』やクラブ公式サイトが伝えている。

 第1戦は当初広島が6-1で大勝したものの、途中出場したFWヴァレール・ジェルマンが出場停止中だったことが判明してライオン・シティ・セーラーズの3-0勝利扱いに変更となった。ランコビッチ監督は異例の展開について「スポーツの観点から純粋に話すと、それ(AFCの決定)はフェアだろうか?ノーだ。私としては満足していない」と前日会見でコメント。続けて「でもこれがルールだ。そしてこの状況を残念に思う。なぜならこういった形で勝ちたくはないからね」と話した。

 その上で指揮官はライオン・シティ・セーラーズの責任ではないことを強調。3点リードで迎えるホームの第2戦に向けて守備が鍵になることを示しつつ、「90分間守るつもりはない。こういった相手には何らかの攻撃をしていかなければいけないし、そうしなければ彼らは逆転するだろう」と方針を話し、「プランがある。それがうまくいくことを願うよ。準決勝進出に向けて全力で挑む」と意気込んだ。

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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