C・ロナウド、マネ、デュランに4発被弾…横浜FM松原健「全ては自分たちの力不足」
[4.26 ACLE準々決勝 横浜FM 1-4 アルナスル ジッダ]
FWクリスティアーノ・ロナウド、FWサディオ・マネ、FWジョン・デュラン——。強烈なアルナスル攻撃陣の4ゴールに屈し、横浜F・マリノスのアジア挑戦はベスト8で幕を閉じた。試合後、フラッシュインタビューに応じたDF松原健は悔しさを噛み締めながら「力不足だと思う」と口にした。
前半の試合運びが勝負を分けた。序盤こそ0-0で持ち堪えていた横浜FMだったが、前半27分にS・マネのクロスをDFトーマス・デンがクリアし損ね、こぼれ球をJ・デュランに決められると、同31分に攻め急いだところからカウンターを許し、S・マネに決められて失点。同38分にも波状攻撃からC・ロナウドにボレーシュートを突き刺され、0-3で折り返す形となった。
松原は「不運なところから失点してしまって、トーナメント方式は失点してしまうと難しくなるし、それは重々承知した上で入りから行こうと目標にしていたが、それがなかなかプレスがかからないところもあり、相手に押し込まれる展開になってしまった。ミスが続いた中、自分たちの失い方の悪さというところで、相手の個の能力はそういうところを見逃してくれない」と大量失点に悔い。アルアインに1-5で大敗した昨季の前身大会決勝第2戦を振り返り、「前回大会もそういうところから失点したが、教訓になっていなかったところが非常に悔しい」と語った。
後半は選手交代で勢いをつけた横浜FMが主導権を握る時間を作り、8分にMF渡辺皓太のゴールで一矢報いたが、同28分にカウンター対応で遅れを取ったところから渡辺が2枚目のイエローカードを出され、万事休す。1-4の大敗に終わった。
相手は強烈な攻撃陣だけでなく、黒子役にもMFマルセロ・ブロゾビッチ、DFモハメド・シマカンら欧州で実績を持つ選手を揃えており、個の能力でも差をつけられての敗戦となった。それでも松原は「一人ひとりの個の能力は少なからず差があると感じたが、サッカーは11人でやるものなので、1対1でダメでも2対1、3対1、チーム全体の力で覆すことはもちろん可能なのでそれをチームとして掲げていた」とし、「失い方だったり、シュートまで行けないところが勝負を分けた」とチームで上回れなかったことに敗因を見出した。
この日は敵地ジッダに横浜FMのサポーター約700人が詰めかけ、10000人以上の相手サポーター以上の大声援で選手を後押ししていた。松原は「日本から遠いサウジアラビアの地までたくさんのサポーターの方々が駆けつけてくださって、来られない方々もテレビの前で応援してくださる方々がたくさんいて、そういう人たちの気持ちをもっともっと自分たちが背負わないといけない。これも全ては自分たちの力不足。サポーターの皆さんは声を枯らすまで僕らに声援を送ってくれていたし、どんな状況でも背中を押してくれた。それを僕たちが体現できなかった」と悔しさをあらわにした。
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FWクリスティアーノ・ロナウド、FWサディオ・マネ、FWジョン・デュラン——。強烈なアルナスル攻撃陣の4ゴールに屈し、横浜F・マリノスのアジア挑戦はベスト8で幕を閉じた。試合後、フラッシュインタビューに応じたDF松原健は悔しさを噛み締めながら「力不足だと思う」と口にした。
前半の試合運びが勝負を分けた。序盤こそ0-0で持ち堪えていた横浜FMだったが、前半27分にS・マネのクロスをDFトーマス・デンがクリアし損ね、こぼれ球をJ・デュランに決められると、同31分に攻め急いだところからカウンターを許し、S・マネに決められて失点。同38分にも波状攻撃からC・ロナウドにボレーシュートを突き刺され、0-3で折り返す形となった。
松原は「不運なところから失点してしまって、トーナメント方式は失点してしまうと難しくなるし、それは重々承知した上で入りから行こうと目標にしていたが、それがなかなかプレスがかからないところもあり、相手に押し込まれる展開になってしまった。ミスが続いた中、自分たちの失い方の悪さというところで、相手の個の能力はそういうところを見逃してくれない」と大量失点に悔い。アルアインに1-5で大敗した昨季の前身大会決勝第2戦を振り返り、「前回大会もそういうところから失点したが、教訓になっていなかったところが非常に悔しい」と語った。
後半は選手交代で勢いをつけた横浜FMが主導権を握る時間を作り、8分にMF渡辺皓太のゴールで一矢報いたが、同28分にカウンター対応で遅れを取ったところから渡辺が2枚目のイエローカードを出され、万事休す。1-4の大敗に終わった。
相手は強烈な攻撃陣だけでなく、黒子役にもMFマルセロ・ブロゾビッチ、DFモハメド・シマカンら欧州で実績を持つ選手を揃えており、個の能力でも差をつけられての敗戦となった。それでも松原は「一人ひとりの個の能力は少なからず差があると感じたが、サッカーは11人でやるものなので、1対1でダメでも2対1、3対1、チーム全体の力で覆すことはもちろん可能なのでそれをチームとして掲げていた」とし、「失い方だったり、シュートまで行けないところが勝負を分けた」とチームで上回れなかったことに敗因を見出した。
この日は敵地ジッダに横浜FMのサポーター約700人が詰めかけ、10000人以上の相手サポーター以上の大声援で選手を後押ししていた。松原は「日本から遠いサウジアラビアの地までたくさんのサポーターの方々が駆けつけてくださって、来られない方々もテレビの前で応援してくださる方々がたくさんいて、そういう人たちの気持ちをもっともっと自分たちが背負わないといけない。これも全ては自分たちの力不足。サポーターの皆さんは声を枯らすまで僕らに声援を送ってくれていたし、どんな状況でも背中を押してくれた。それを僕たちが体現できなかった」と悔しさをあらわにした。
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