横浜FM、C・ロナウドら強烈サウジ勢に屈してACLE8強敗退「Jリーグでは経験できない経験ができた」

勝負を決める3点目を沈めたFW
[4.26 ACLE準々決勝 横浜FM 1-4 アルナスル ジッダ]
横浜F・マリノスはAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)準々決勝でアルナスルに1-4で敗れ、ベスト8敗退に終わった。2トップの一角で先発し、最後までピッチに立ち続けたFW植中朝日が試合後のフラッシュインタビューに応じ、「分かってはいたけど、相手の個の力、一人ひとりのボールを扱う技術に圧倒されてしまった」と力の差を口にした。
世界的な実績を持つFWクリスティアーノ・ロナウド、FWサディオ・マネ、MFマルセロ・ブロゾビッチらスター選手を揃えたアルナスルとのACLE準々決勝。立ち上がりはコンパクトな守備ブロックからのカウンター攻撃で善戦を繰り広げた横浜FMだったが、ミスからFWジョン・デュランに決められた前半28分の失点後は一気に崩れ、10分間余りのうちにマネ、C・ロナウドにも決められて厳しい状況に追い込まれた。
試合後、植中は「相手が攻めた時、ボールを奪った後のトランジションで切り替えが遅いと分析していたので、ボールを取ってから素早く、縦に速くというのを意識して、そこからチャンスを作れたので自分たちがやろうとしていたことは間違いなかった」と振り返りつつも、大量失点を後悔。「一つのミスが簡単に相手のゴールにつながってしまうのは改めて実感した」と振り返りつつ、「Jリーグでは経験できないような経験ができたので、活かすも殺すも自分次第。リーグ戦では苦しい状況が続いているので切り替えてやっていくしかない」と最下位に沈むJ1リーグ戦での奮起を誓った。
また0-3からの後半途中出場で右サイドを疾走し、インパクトを残したMF井上健太は「前半の段階で決められてしまって難しいゲームになってしまった」と振り返りつつ、「海外特有というか、相手が人についてくるところで簡単に背後のスペースは空くと思っていたし、そこは自分の武器だと思うのでそこは突いていこうと思っていた」と狙いを明かした。
ただ、インタビュアーの「収穫もあったのではないか」という問いには「いま在籍していない選手も含めた一人ひとりが丁寧に紡いできた戦いだったので内容よりも結果だった。1-4で負けたということが全て」と断言。「去年の(準優勝の)雪辱を果たそうということでマリノスファミリー一丸となって、この大会にかける思いが一人一人強かったと思う。現地に来られなくても応援してくれた方々にも申し訳ない気持ちでいっぱい」と悔しさをあらわにした。
大会直前に解任されたスティーブ・ホーランド前監督に代わって暫定指揮を執っていたパトリック・キスノーボHC(ヘッドコーチ)は「1点目が入るまでは問題が起きたとか、何か相手がやってきたことは全くない。その後に1点入ってしまい、そこから崩れたところはあった。その得点は相手どうこうではなく、自分たちから与えたようなゴールだったのでそこに悔しさが残る」と1失点目を悔やんだ。
●ACLE2024-25特集
横浜F・マリノスはAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)準々決勝でアルナスルに1-4で敗れ、ベスト8敗退に終わった。2トップの一角で先発し、最後までピッチに立ち続けたFW植中朝日が試合後のフラッシュインタビューに応じ、「分かってはいたけど、相手の個の力、一人ひとりのボールを扱う技術に圧倒されてしまった」と力の差を口にした。
世界的な実績を持つFWクリスティアーノ・ロナウド、FWサディオ・マネ、MFマルセロ・ブロゾビッチらスター選手を揃えたアルナスルとのACLE準々決勝。立ち上がりはコンパクトな守備ブロックからのカウンター攻撃で善戦を繰り広げた横浜FMだったが、ミスからFWジョン・デュランに決められた前半28分の失点後は一気に崩れ、10分間余りのうちにマネ、C・ロナウドにも決められて厳しい状況に追い込まれた。
試合後、植中は「相手が攻めた時、ボールを奪った後のトランジションで切り替えが遅いと分析していたので、ボールを取ってから素早く、縦に速くというのを意識して、そこからチャンスを作れたので自分たちがやろうとしていたことは間違いなかった」と振り返りつつも、大量失点を後悔。「一つのミスが簡単に相手のゴールにつながってしまうのは改めて実感した」と振り返りつつ、「Jリーグでは経験できないような経験ができたので、活かすも殺すも自分次第。リーグ戦では苦しい状況が続いているので切り替えてやっていくしかない」と最下位に沈むJ1リーグ戦での奮起を誓った。
また0-3からの後半途中出場で右サイドを疾走し、インパクトを残したMF井上健太は「前半の段階で決められてしまって難しいゲームになってしまった」と振り返りつつ、「海外特有というか、相手が人についてくるところで簡単に背後のスペースは空くと思っていたし、そこは自分の武器だと思うのでそこは突いていこうと思っていた」と狙いを明かした。
ただ、インタビュアーの「収穫もあったのではないか」という問いには「いま在籍していない選手も含めた一人ひとりが丁寧に紡いできた戦いだったので内容よりも結果だった。1-4で負けたということが全て」と断言。「去年の(準優勝の)雪辱を果たそうということでマリノスファミリー一丸となって、この大会にかける思いが一人一人強かったと思う。現地に来られなくても応援してくれた方々にも申し訳ない気持ちでいっぱい」と悔しさをあらわにした。
大会直前に解任されたスティーブ・ホーランド前監督に代わって暫定指揮を執っていたパトリック・キスノーボHC(ヘッドコーチ)は「1点目が入るまでは問題が起きたとか、何か相手がやってきたことは全くない。その後に1点入ってしまい、そこから崩れたところはあった。その得点は相手どうこうではなく、自分たちから与えたようなゴールだったのでそこに悔しさが残る」と1失点目を悔やんだ。
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