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[ACL]鹿島は8強で姿消す、興梠「浦和でも優勝できたという甘さがあった」

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[9.24 ACL準々決勝第2戦 アデレード・U1-0鹿島 アデレード]

 鹿島アントラーズはアウェーでの第2戦に0―1で敗れ、2試合合計1―2となり、ベスト8で姿を消した。スポーツ報知によると、前半に2回GKと1対1になる決定機を生かせなかったFW興梠慎三は「(昨年)浦和でも優勝できたのだから、という甘い気持ちがあった。今日負けたのは、チャンスに決められなかった自分の責任」と目を真っ赤にし、ゲーム主将を務めたDF大岩剛も「残念」と言ったあと、言葉が続かなかった。

 ACL、Jリーグ、ナビスコ杯、天皇杯の全4タイトル獲得を目標に掲げた今季。今や可能性があるタイトルはリーグ、天皇杯だけとなった。MF小笠原満男、DF新井場徹が戦線を離脱し、MF本山雅志、DF中田浩二も負傷を抱えている。チーム力は落ちる一方で、昨季J王者が無冠の危機に直面している。

(文 西山紘平)

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