AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)は18日に決勝を行い、シャルジャ(UAE)がライオン・シティ・セーラーズ(シンガポール)を2-1で破って頂点に輝いた。MVPには元鹿島アントラーズのシャルジャMFカイオが選出されている。

　シャルジャは0-0で迎えた後半39分、カイオの絶妙なクロスでゴールに迫るとDFハリド・イブラヒムの折り返しをMFモハメド・フィラス・ベン・ラルビが押し込んで先制点を奪った。ただライオン・シティは同45+1分、MFマクシム・レスティエンヌがグラウンダーのクロスを左足で合わせて土壇場で追いついた。

　それでもシャルジャは後半45+7分、MFマルクス・メローニが角度のないところから右足を振り抜いて劇的な勝ち越しゴールをゲット。残り時間は相手の猛攻を凌ぎ切り、優勝を果たした。ライオン・シティはサンフレッチェ広島との準々決勝第1戦が没収試合で3-0勝利扱いになる波乱の展開も経て決勝に勝ち進んだが、優勝には一歩届かなかった。

　MVPのカイオは今大会12試合5ゴール4アシストの活躍。アジアサッカー連盟(AFC)公式サイトを通じて「優勝とMVP受賞を果たせて嬉しい」とコメントしている。

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