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ルヴァン杯制覇から中2日の広島、DF佐々木翔が退場もACLE3試合ぶり白星

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広島が勝利

[11.4 ACLE第4節 広島 1-0 江原 Eピース]

 サンフレッチェ広島は4日、AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)リーグステージ第4節の江原FC(韓国)戦を行った。ルヴァンカップ優勝から中2日、キャプテンマークを巻くDF佐々木翔が退場するアクシデントもあったが1-0で勝利した。

 広島はルヴァン杯決勝の先発からGK大迫敬介に代えてGKチョン・ミンギを起用したほか、前線の3人とウイングバックも変更。3バックと2ボランチの顔ぶれは変わらずDF塩谷司、DF荒木隼人、佐々木が最終ラインに、MF{{川辺駿}とMF田中聡が中盤に入った。田中は10月上旬に顔面骨折を負うもルヴァン杯決勝の試合中にフェイスガードを脱ぎ捨てており、この試合では入場時からフェイスガードを着用せずにピッチに立った。

 ルヴァン杯決勝ではロングスローから2得点と直接FKで1得点を奪った広島。この試合では相手に長身DFが並ぶ中、前半31分にはMF新井直人が蹴った左サイドからのFKを荒木が頭で合わせるもGKの正面に飛んだ。またFW前田直輝が右サイド深くまで入りこむシーンも作ったが、前半を通じて決定機を作るには至らなかった。

 前半42分には速攻で江原FCのMFキム・テウォンに左サイドを突破されてピンチ。折り返しをMFキム・カングクに合わせられるも、ボールは枠の左に逸れていった。前半はそのまま0-0で終了した。

 広島は後半の開始からFWジャーメイン良、FW中村草太、MF中野就斗を一気に投入した。すると後半4分、中盤で粘ったジャーメインが左サイドのFW加藤陸次樹にスルーパスを通してチャンスメイク。加藤のシュートは枠の右に外れたが、ACLE開幕3試合出場停止のジャーメインが今大会初出場でさっそく好機を演出した。

 すると広島が後半18分、相手のミスから波状攻撃を仕掛けて均衡を破った。加藤が相手GKへのパスをカットするとGKをかわしてシュート。これはカバーに入った相手選手にブロックされるも、こぼれ球を拾ったジャーメインがトラップからボレーシュートを放った。今度はGKに防がれるも、なおもこぼれたボールを加藤が押し込んだ。

 ところが広島は後半24分、佐々木が中盤のルーズボールに反応するも相手FWキム・ゴンヒに先に触られて遅れてスライディングタックルをする格好になった。佐々木はこれで2枚目の警告を受けて退場になり、10人での戦いを強いられた。

 それでも江原FCにチャンスを作らせずに時間を進めた。後半45+5分にはDFホン・チョルのFKがクロスバーを叩いてヒヤリとしたが、1-0のままタイムアップ。ACLEで3試合ぶりとなる今大会2勝目を掴んだ。

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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