開始32秒のオウンゴールで失点した町田、一時同点も元浦和FWナバウトに劇的90+4分被弾でACLE初黒星
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[11.4 ACLEリーグステージ第4節 町田 1-2 メルボルン・C Gスタ]
AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)は4日、リーグステージ第4節を行い、FC町田ゼルビアがメルボルン・シティ(オーストラリア)に1-2で敗れた。開始32秒にDF昌子源のオウンゴールで失点し、厳しい立ち上がりとなった一戦。前半のうちにMF望月ヘンリー海輝の今大会2点目で追いついたが、後半の猛攻が相手GKにことごとく阻まれると、後半アディショナルタイム4分に元浦和FWアンドリュー・ナバウトに劇的な決勝ゴールを叩き込まれ、今大会初黒星を喫した。
町田は前節・上海海港戦(◯2-0)で今大会初白星を挙げ、1勝2分で迎えた第4節。1トップにFWオ・セフン、2シャドーにMF相馬勇紀とMFナ・サンホを起用し、左ウイングバックにはMF増山朝陽が入った。対する昨季オーストラリア王者のメルボルン・シティは今季から加入したMF金森健志がベンチに控えた。[スタメン&布陣]
試合はまさかの幕開けとなった。開始直後、メルボルン・シティのクリアボールが町田陣内に向かうと、昌子がFWマックス・カプートのプレッシングを受ける中、左足でバックパスを選択。すると強く蹴ったボールがゴールに向かい、懸命に足を伸ばしたGK谷晃生の奮闘も及ばず、そのままゴールマウスに転がり込んだ。
開始わずか32秒で痛恨のオウンゴール。今大会わずか1失点だった町田は第1節のFCソウル戦でも昌子の縦パスのミスから失点を喫しており、キャプテンにとってはまたしても悔やまれるワンシーンとなった。
それでも町田は立て直し、そこから猛攻を展開。左サイドの相馬が立て続けにドリブル突破を見せ、攻撃に迫力を出すと、しばらくは21歳GKパトリック・ビーチらに阻まれる場面が続いていたものの、前半24分に相馬のクロスから望月が左足ボレーシュートを沈めて1-1の同点とした。
そのまま後半を迎えると、メルボルン・シティはMFベッカム・ベイカーに代わって金森を右サイドハーフに投入。だが、町田の主導権は揺るがず、後半9分には巧みなビルドアップで左サイドを前進し、右に振ってナ・サンホがミドルシュートを放つ。だが、前半から再三のファインセーブを見せていたビーチに阻まれた。
さらに後半22分にも町田はナ・サンホが強烈なミドルシュートを放つも、これもビーチがファインセーブ。U-23オーストラリア代表の守護神がインパクトを放った。劣勢の続くメルボルン・シティは同25分、U-20W杯メンバーのカプートに代わって元浦和のナバウトを投入した。
なおも攻める町田は後半38分、相馬が鋭いカットインシュートを放つが、これもビーチがファインセーブ。すると同アディショナルタイム4分、町田はセットプレーから攻め込まれると、FWカビアン・ラハマニのシュートはGK谷晃生がスーパーセーブで阻んだが、こぼれ球を拾ったナバウトのシュートがクロスバーに当たってゴールライン際に落ちた後、町田の選手が懸命にクリアした。
一度はプレーが切れたが、そこでVARが介入。入念なゴールチェックが行われた結果、ナバウトのシュートがクロスバーに跳ね返ってゴールラインを割っていたことが判明し、メルボルン・シティの勝ち越しゴールが認められた。そのまま試合はタイムアップ。町田は劇的な決勝被弾に沈み、今大会初黒星を喫した。
(取材・文 竹内達也)
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AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)は4日、リーグステージ第4節を行い、FC町田ゼルビアがメルボルン・シティ(オーストラリア)に1-2で敗れた。開始32秒にDF昌子源のオウンゴールで失点し、厳しい立ち上がりとなった一戦。前半のうちにMF望月ヘンリー海輝の今大会2点目で追いついたが、後半の猛攻が相手GKにことごとく阻まれると、後半アディショナルタイム4分に元浦和FWアンドリュー・ナバウトに劇的な決勝ゴールを叩き込まれ、今大会初黒星を喫した。
町田は前節・上海海港戦(◯2-0)で今大会初白星を挙げ、1勝2分で迎えた第4節。1トップにFWオ・セフン、2シャドーにMF相馬勇紀とMFナ・サンホを起用し、左ウイングバックにはMF増山朝陽が入った。対する昨季オーストラリア王者のメルボルン・シティは今季から加入したMF金森健志がベンチに控えた。[スタメン&布陣]
試合はまさかの幕開けとなった。開始直後、メルボルン・シティのクリアボールが町田陣内に向かうと、昌子がFWマックス・カプートのプレッシングを受ける中、左足でバックパスを選択。すると強く蹴ったボールがゴールに向かい、懸命に足を伸ばしたGK谷晃生の奮闘も及ばず、そのままゴールマウスに転がり込んだ。
開始わずか32秒で痛恨のオウンゴール。今大会わずか1失点だった町田は第1節のFCソウル戦でも昌子の縦パスのミスから失点を喫しており、キャプテンにとってはまたしても悔やまれるワンシーンとなった。
それでも町田は立て直し、そこから猛攻を展開。左サイドの相馬が立て続けにドリブル突破を見せ、攻撃に迫力を出すと、しばらくは21歳GKパトリック・ビーチらに阻まれる場面が続いていたものの、前半24分に相馬のクロスから望月が左足ボレーシュートを沈めて1-1の同点とした。
そのまま後半を迎えると、メルボルン・シティはMFベッカム・ベイカーに代わって金森を右サイドハーフに投入。だが、町田の主導権は揺るがず、後半9分には巧みなビルドアップで左サイドを前進し、右に振ってナ・サンホがミドルシュートを放つ。だが、前半から再三のファインセーブを見せていたビーチに阻まれた。
さらに後半22分にも町田はナ・サンホが強烈なミドルシュートを放つも、これもビーチがファインセーブ。U-23オーストラリア代表の守護神がインパクトを放った。劣勢の続くメルボルン・シティは同25分、U-20W杯メンバーのカプートに代わって元浦和のナバウトを投入した。
なおも攻める町田は後半38分、相馬が鋭いカットインシュートを放つが、これもビーチがファインセーブ。すると同アディショナルタイム4分、町田はセットプレーから攻め込まれると、FWカビアン・ラハマニのシュートはGK谷晃生がスーパーセーブで阻んだが、こぼれ球を拾ったナバウトのシュートがクロスバーに当たってゴールライン際に落ちた後、町田の選手が懸命にクリアした。
一度はプレーが切れたが、そこでVARが介入。入念なゴールチェックが行われた結果、ナバウトのシュートがクロスバーに跳ね返ってゴールラインを割っていたことが判明し、メルボルン・シティの勝ち越しゴールが認められた。そのまま試合はタイムアップ。町田は劇的な決勝被弾に沈み、今大会初黒星を喫した。
(取材・文 竹内達也)
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