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名古屋3発快勝!!2年連続の決勝T進出を決める ピクシー「決勝Tもベストを尽くす」

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[5.15 ACL第6節 名古屋 3-0 セントラル・コースト 瑞穂陸]

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は15日、グループリーグ最終節を行い、G組の名古屋グランパスはホームでセントラル・コースト(豪州)と対戦した。名古屋は前半19分にFW玉田圭司がFKを決めて先制に成功すると、同33分にもMF藤本淳吾が追加点を決める。後半に入るとセントラル・コーストのフィジカルを生かした攻撃に苦しむが、後半42分にDF田中マルクス闘莉王が頭でダメ押し点を決めた。3-0で勝利した名古屋は、2年連続の決勝トーナメント進出を決めた。名古屋の順位は、中国で行われている天津泰達対城南一和(日本時間20:30キックオフ)の結果次第で決定する。名古屋の決勝トーナメント1回戦は29日に行われ、G大阪の所属するE組の1位or2位のチームと対戦する。

 名古屋のシステムは4-2-3-1。大黒柱FWケネディが腰痛のため欠場。代わって2年目のMF田中輝希をプロ初先発で起用した。さらに中盤ではMFダニルソンがベンチスタート。代わりにMF吉村圭司をアンカーの位置で起用した。

 雨の中行われたグループリーグ最終戦。1位突破のためにも大量得点で勝利したい名古屋は、前半13分に闘莉王がファーストシュートを放つと、同15分にもDF阿部翔平からのパスをゴール正面で受けたFW玉田圭司がワントラップでDFをかわし、左足シュートを放つ。惜しくもゴールとはならなかったが、徐々にリズムをつかみ出す。

 すると前半19分、ゴール正面でDF増川隆洋が倒される。絶好の位置でFKを獲得すると玉田が、高さのあるセントラル・コーストの壁の間を抜いてゴールに突き刺した。さらに同33分、中央MF小川佳純のスルーパスにMF藤本淳吾が抜け出し、GKとの1対1となる。これをループシュートで制して名古屋がリードを広げた。

 後半に入ると名古屋はセントラル・コーストのフィジカルを生かした攻撃に苦しむ。しかしGK楢崎正剛を中心に高い集中力で押されている時間帯を耐える。ストイコビッチ監督は後半18分に玉田に代えてFW永井謙佑を、田中輝に代えてMF田口泰士を投入。一気の2枚代えで局面の打開を図った。

 後半33分には藤本に代えてMF吉田眞紀人を投入。すると同42分、再三攻撃参加を繰り返していた闘莉王が頭で押し込み、試合を決めた。3-0で勝利を飾った名古屋のストイコビッチ監督は「重要な試合で勝ち点3を獲得できてよかった」とまずは安堵の表情。だがすぐに「まだ得点できるチャンスはあったが、我々の目標である予選突破を出来てよかった。決勝トーナメントもベストを尽くして頑張りたい」と昨年敗退した決勝T1回戦に向け、切り替えを口にした。


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