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W杯の前後で悲劇…柏GK中村航輔が“2戦連続”プレー中に負傷

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連戦の初戦で負傷してしまった中村航輔

[7.18 J1第16節 柏0-1FC東京 三協F柏]

 両チーム合わせて唯一のロシアW杯日本代表である柏レイソルのGK中村航輔。W杯での出場は叶わなかったが、ホームでのW杯中断明け初戦にサポーターの期待値は高まっていた中で、若き守護神をアクシデントが襲った。

 後半16分、FC東京のたMF東慶悟が、右サイドからGKとDFの間に鋭いボールを送る。DFパク・ジョンスがクリアしようと足に当てたが、ボールは柏のゴールネットを揺らしてしまう。さらに、ゴール前につめていたFW富樫敬真の膝がGK中村の頭部に入ってしまい、負傷退場に。柏サポーターにとっては、“失点”と“負傷交代”という悪夢のような光景だった。

 試合後、柏の広報の説明よると、試合中に柏市内の病院に緊急搬送され、脳震盪と診断された。大きな異常は見当たらず、会話もできる状態だが、大事をとって入院。復帰の時期は未定となっている。

 中断前最後のJリーグとなった名古屋戦でも、後半アディショナルタイムに相手選手と接触してプレー続行不可能になった中村(※名古屋戦では交代が適用される前に試合終了となったため、フル出場扱い)。不幸にもリーグ戦2試合連続で負傷を負うことになった。

 2022年W杯の日本のゴールマウスを守るGKとしても期待される23歳。早い復帰が望まれる。

(取材・文 奥山典幸)

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