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「限界を知りたい」。町田内定の大成GKバーンズ・アントンは自分を信じ、“底辺”から“一番高いところ”へ

 2月22日のFC町田ゼルビア加入内定発表から約2か月。大成高(東京)GKバーンズ・アントン(3年=FCトリプレッタジュニアユース出身)は現在の心境について、「あの時(内定発表)は結構嬉しい気持ちが大きかったですけれども、今は冷静になって、自分が周りから見られる目も変わってきているし、どこ行ってもJリーガーと見られるので、ハードルはすごく上がったなと感じています」と語った。

 重圧は感じているものの、「今から特別なことはできないし、今までやってきたことを続けるだけ」という考え。大成、そして昨年の練習参加と今年のキャンプ参加、そして2月末から1か月間練習参加した町田で学んだことを意識高く続けて行くだけだ。

「まだまだ足りない」「あっち(町田)に行ったら底辺なのは感じます」とバーンズ。高校生としては注目される存在であっても、プロの世界では一番下のレベル。だからこそ、この1年間で一つ一つ積み上げてプロのレベル、プロで活躍できるレベルへと引き上げていかなければならない。

 町田から評価されていると感じている部分は、ひたむきさ。「自分で言うのもなんですけれども」と笑うが、貪欲に成長しようとする部分や、先輩たちに食らいつこうとする姿勢が長所だと自己分析している。

 一方で、先輩Jリーガーたちからいじられるキャラクターの持ち主でもある。町田サポーターへ向けて、「自分はなかなか明るい性格だと思いますので、イジってもらえれば。明るく対応するのでお願いします!」と明るく言えるところも魅力だ。

 プレー面では、187cmの長身を活かしたダイナミックなシュートセーブが自信を持っている武器。「自分はセービングが一番得意だと感じているので、どんなシュートが来てもそれを防げるGKでありたいと思っているので、そこを見て欲しいですね」と語った。そのシュートストップや勝負強さを強みに町田のゴールを守り、チームとともに階段を登っていく。

 バーンズは「限界を知りたい」と口にする。「どこまで行けるのか気になりますし、一番高いところでプレーしたいのはあります。プレミアリーグが大好きなので、いつかそこに行けるような選手になれれば。ワールドカップはみんな憧れていると思うし、自分がそこに立つのは不可能ではないと思うので、そこを目指していきたいと思っています」というように、自分の可能性を信じ、自分の限界に挑戦し続けて道を切り開いていくつもりだ。

 今は何より、大成で活躍すること、より進化して町田へ加入することに集中。明るく、ひたむきに努力を続け、自身、周囲も納得するような一年を過ごす。

(取材・文 吉田太郎)