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アメリカ指揮官困惑…「ジョークのようなレッドカード」でJ・ジョーンズが退場

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[6.16 コパ・アメリカ準々決勝 アメリカ2-1エクアドル シアトル]

 アメリカ代表は現地時間16日、コパ・アメリカ2016の準々決勝でエクアドル代表を2-1で下し、準決勝進出を決めた。しかし後半7分にあった場面が、やや問題となっている。

 アメリカが1点リードで迎えた後半7分、エクアドルはMFアントニオ・バレンシアがボールを奪い合ったMFアレハンドロ・ベドヤを蹴り上げてしまい、この日2枚目のイエローカードを受けてしまった。

 しかしここで両チームによる小競り合いが起きた。詳細は分からないが、その中での行為によって、MFジャーメイン・ジョーンズに一発レッドカードが突き付けられた。リプレー映像を見ると、左こぶしが軽く相手顔面付近をかすめる様子が確認された。ジョーンズはプレーを続けるような素振りを見せたが、もちろんそのまま退場した。

 ただ、ユルゲン・クリンスマン監督は試合後、判定への不満を口にした。『フォックススポーツ』は「残念ながら我々はジョークのような事件でジャーメインを失った。主審はその場面を見ておらず、第4審判の助言に従ったと言っていたよ」と指揮官が困惑している様子を伝えている。

 4強に勝ち進んだホスト国アメリカだが、21日に行われる準決勝はアルゼンチンとベネズエラの勝者が相手となる。難敵を相手にしなければいけないが、アメリカはジョーンズのほか、FWボビー・ウッド、MFアレハンドロ・ベドヤの主力も累積警告で欠くことになる。


●コパ・アメリカ2016特設ページ

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