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「ブラジルのための大会」「汚職」メッシ発言を問題視…「真実の歪曲。根拠のない告発」

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リオネル・メッシの発言を問題視

 アルゼンチン代表FWリオネル・メッシの発言に対して、南米サッカー連盟(CONMEBOL)が反論の声明を発表した。

 準決勝でブラジル代表に敗れたアルゼンチンは、日本時間7日に行われたコパ・アメリカ2019の3位決定戦でチリ代表を下し、3位で大会を終えた。しかし、この試合で話題を集めたのは結果ではなく、前半37分に退場したメッシが試合後に残した発言だった。

 メッシは37分、DFガリー・メデルと小競り合いとなると、主審は両者に一発レッドカードを提示。厳しい判定に両軍入り乱れる事態となったが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)がある中で判定は覆ることなく、2選手がピッチを後にした。

 試合後、表彰式を欠席したメッシはその理由について、「僕たちはこの大会の汚職の一部である必要はない」とコメント。さらに、「汚職、審判、そして人々がフットボールを楽しむことを許さない出来事」と不満を爆発させた。さらにメッシは、自身の『インスタグラム』でも「今大会のフットボールが公平ではなかったという感覚。僕たちはブラジルよりも優れていたし、決勝進出に値した」とコメントしていた。

「ブラジルのための大会」と語ったことも伝えられたメッシの発言に対し、CONMEBOLは「真実を歪曲して伝え、コパ・アメリカの健全性に関わるような根拠のない告発である」と反論の声明を発表。続けて、「このような告発は、2016年以降に南米サッカーの発展のために惜しみなく尽くしてきたCONMEBOLの幾人ものプロフェッショナルや選手たち、大会に対する敬意を欠くものである」と強い憤りを示した。

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