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メッシが1G2Aで全得点演出! アルゼンチンがエクアドルを撃破、コパ7大会連続4強入り

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FWリオネル・メッシが全得点演出

[7.3 コパ・アメリカ準々決勝 アルゼンチン3-0エクアドル ブラジリア]

 コパ・アメリカ2021の準々決勝が3日に開催され、アルゼンチン代表とエクアドル代表が対戦。アルゼンチンはFWリオネル・メッシの1ゴール2アシストの活躍で3-0の勝利。7大会連続となるベスト4進出を決めた。7日の準決勝でコロンビアと対戦する。

 ともに4-3-3の布陣を敷いた大一番。アルゼンチンは前線3枚にFWリオネル・メッシ、FWラウタロ・マルティネス、FWニコラス・ゴンサレスを配置する。一方、エクアドルは前線3枚にMFアンヘル・メナ、FWエネル・バレンシア、DFディエゴ・パラシオスを並べた。

 序盤はアルゼンチンの攻勢。後方からのロングボールにラウタロがPA内に入り込む。飛び出したGKをかわし、右足シュートを放つが、相手選手のブロックに遭った。前半22分にはエクアドルのパスミスをメッシが拾う。PA内でGKと1対1になるが、左足シュートはゴール右ポストを叩いた。

 その後はエクアドルも反撃に出る。前半24分、メナのクロスをMFジェヘクソン・メンデスがボレーも、GKにセーブされる。同37分には決定機到来。左サイドから絶好のクロスを飛ぶと、ニアサイドからバレンシアが、ファーサイドにはMFアラン・フランコが詰めるも、ゴールに押し込めなかった。

 前半40分にスコアが動く。先制点はアルゼンチン。中盤からメッシが鋭い縦パスを送ると、N・ゴンサレスが相手の最終ラインを突破する。しかし、相手GKの飛び出しに遭った。だが、ボールはまだ生きている。反応したのは再びメッシ。すさまじいスピードでボールの元に走り、左足を振り抜く。ボールは倒れ込んだN・ゴンサレスを避け、ファーサイドのMFロドリゴ・デ・パウルへ。ゴール前から冷静に押し込み、自身代表初ゴールとなる先制点を挙げた。

 前半を1-0で折り返すと、後半は両者拮抗状態へ。エクアドルも攻勢を強めるが、アルゼンチンが隙を突いて追加点を決める。後半39分、アルゼンチンは相手の最終ラインにプレス。途中出場のMFアンヘル・ディ・マリアがプレッシャーをかけ、メッシがボールを奪う。ゴール方向に進みつつ、相手選手を引き付けて、PA左にラストパス。ラウタロが渾身の右足シュートを放ち、チーム2点目とした。

 アルゼンチンは後半42分、ディ・マリアがファウルを誘発。エクアドルはDFピエロ・インカピエが一発退場となった。PA手前のFKを蹴るのはメッシ。放たれたシュートはゴールネットを突き刺し、ダメ押しの3点目とした。

 メッシが1ゴール2アシストで全得点を演出し、アルゼンチンが3-0で勝利を手にした。

●コパ・アメリカ(南米選手権)2021特集ページ

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