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メッシ「優勝したいんだ」悲願の代表初タイトルなるか…自身5度目の決勝戦へ

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FWリオネル・メッシは代表初タイトルを望む

[7.6 コパ・アメリカ準決勝 アルゼンチン1-1(PK3-2)コロンビア ブラジリア]

 アルゼンチン代表がコパ・アメリカ準決勝でコロンビアに勝利。28年ぶりの優勝に王手をかけた。優勝すれば、FWリオネル・メッシにとっては悲願の代表初タイトルとなる。アルゼンチン『Clarin』がメッシの思いを伝えている。

 準決勝は苦戦を強いられたアルゼンチン。前半7分にメッシの今大会5アシスト目からFWラウタロ・マルティネスのゴールで先制に成功するが、後半15分に失点し、1-1のままPK戦へ。GKエミリアーノ・マルティネスによる3本のPKストップで接戦を制した。

 メッシは試合後「とても難しい試合になるとわかっていました」とインタビューに応える。「先制後、彼らが反撃に出ることはわかっていたが、同点ゴールを食らってしまった。PK戦はくじ引きのようなもの。でも(E・マルティネスが)凄まじかった。彼は野獣だよ」と試合を振り返った。

 バルセロナでサッカー史上屈指の活躍を見せ、バロンドールなど数多の個人賞を獲得してきたメッシ。だが、A代表でのタイトルはまだない。2007年のコパ・アメリカ、14年のブラジル・ワールドカップ、15年のコパ・アメリカ、16年のコパ・アメリカと4度のファイナル進出も勝利で終えることはできなかった。アルゼンチン代表としての栄光を手にするため、メッシが改めて意気込みを口にした。

「私が代表でのタイトルを望んでいるということは、誰もが知っていることだ。いま大事なことは、決勝に勝ち進めたということだ」

「私はいつだってベストを尽くしてきた。何度も決勝に勝ち進んできた。私たちは今回、決勝に進出した。このチームはそれに値するということだ」

 決勝では連覇を狙う宿敵ブラジルと対戦。メッシは「ネイマールを始め、良い選手ばかりがいる強敵だ。しかし、私たちは自信にみちあふれている」と力強く語った。

●コパ・アメリカ(南米選手権)2021特集ページ

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